新海誠:新作「天気の子」は“どエンターテインメント” 「君の名は。」プロモーション時に着想

劇場版アニメ「天気の子」の製作発表会見に出席した新海誠監督
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劇場版アニメ「天気の子」の製作発表会見に出席した新海誠監督

 2016年8月に公開され、大ヒットした劇場版アニメ「君の名は。」の新海誠監督が13日、東京都内で開催された、3年ぶりの新作「天気の子」製作発表会見に出席。新作について 「“どエンターテインメント”だと思います。笑えるし、泣けるし、わくわくするし、知的好奇心を刺激する作品」と紹介し、「賛否が分かれる要素もあり、チャレンジと思っています」と語った。

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 今作のテーマは「天気」。「『君の名は。』が公開された16年の夏は、プロモーションが大変で。街中や飲みに行っても『君の名は。』の悪口を言う人がいたり、消耗する夏でした。そんな時、積乱雲がもくもくときれいなのを見て、積乱雲の頂上で休みたいなって思った経験が、ビジュアルにつながりました」と明かした。

 「君の名は。」は邦画史に名を刻む大ヒットとなったが、新海監督は「特にプレッシャーは感じていないです。興行的なものは、プロデューサーの仕事でしょ」とおどけていた。会見には、声優を務める俳優の醍醐虎汰朗さん、女優の森七菜さん、川村元気プロデューサー、川口典孝プロデューサーも参加した。

 「天気の子」は、天候の調和が狂っている時代、運命に左右される少年と少女が、自らの生き方を選択する物語。東京にやってきた家出少年・帆高(醍醐さん)が、不思議な力を持つ少女・陽菜(森さん)と出会い、恋に落ちる……という展開になるという。
 

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