Fate/stay night[HF]:杉山紀彰、下屋則子にとって「Fate」とは… 特別な思い明かす

情報番組「アニゲー☆イレブン!」に出演する「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の衛宮士郎役の杉山紀彰さん(左)と間桐桜役の下屋則子さん=BS11提供
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情報番組「アニゲー☆イレブン!」に出演する「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の衛宮士郎役の杉山紀彰さん(左)と間桐桜役の下屋則子さん=BS11提供

 人気ゲーム「Fate」シリーズの劇場版アニメ「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の第2章「II .lost butterfly」(須藤友徳監督、12日公開)で衛宮士郎を演じる杉山紀彰さん、間桐桜役の下屋則子さんが、7日に放送されるアニメやゲームなどの情報番組「アニゲー☆イレブン!」(BS11)の第168回に登場する。収録終了後の2人を直撃し、長く続く同シリーズへの思いを聞いた。

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 ◇「Fate」は「大切な存在」 プライベートとリンク

 「Fate/stay night」は、手にした者の願いをかなえるという聖杯を巡って、衛宮士郎らマスターがサーヴァントと共に戦いを繰り広げる……というストーリー。「Fate」は10年以上も続いてきたシリーズで、杉山さんと下屋さんも長きにわたり、シリーズに関わってきた。

 杉山さんは「長年演じさせていただいて、愛着もありますし、感謝もしています。派生作品も含めてタイトル数、収録回数も多い。仕事ではあるのですが、個人的にも好きな作品で、大切な作品です。変に気負いすぎないように心がけ、なるべく自然体で士郎を演じさせていただいています。士郎もそういうスタンスなので」と特別な思いがあるという。

 下屋さんも「(作品との)長い付き合いで、役者さんとの付き合いも長くなっています。ただの仕事仲間ではないような感情もあります。キャラクターの関係が、プライベートと重なるところがある。藤村大河役の伊藤美紀さんと一緒の時はほっこりしたり……。仕事の枠を飛び越えたような大切な存在。なくてはならないもの」と話す。

 ◇第2章はダークさがはっきり ほかのルートにはない展開も

 原作のゲームには三つのルートがあり、「[Heaven’s Feel]」は、間桐桜がヒロインの通称・桜ルートを全3章でアニメ化する。2017年10月に公開された第1章「I. presage flower」では士郎と桜の関係が丁寧に描かれた。

 杉山さんは桜ルートの魅力を「ほかのルートで触れられていなかった桜の過去が明らかになり、士郎が桜とどう関わるのか……。第2章は[Heaven’s Feel]のダークさがはっきり出てきます。王道的に主人公が敵を倒すのではなくなっていく」と語る。

 下屋さんは第2章の見どころを「第1章は、これからどうなるの!?というところで終わりました。第2章は、士郎と桜が聖杯戦争にどう関わるのか?が見どころの一つ。2人のシーンもたくさんあります。ほかのルートではないような距離が近づく展開も……」と話す。

 一筋縄でいなかいのが「[Heaven’s Feel]」。「アニゲー☆イレブン!」では、杉山さんと下屋さんがその魅力を語る。BS11で7日午後11時半に放送。

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