玉木宏:羽生善治九段らの記憶力に脱帽 “同級生”上地雄輔との初共演に感慨も

NHK・BSプレミアムの連続ドラマ「盤上のアルファ~約束の将棋~」の記者会見に出席した玉木宏さん
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NHK・BSプレミアムの連続ドラマ「盤上のアルファ~約束の将棋~」の記者会見に出席した玉木宏さん

 俳優の玉木宏さんが18日、東京都内で行われた連続ドラマ「盤上のアルファ~約束の将棋~」(NHK・BSプレミアム)の記者会見に出席。社会部から文化部の将棋担当に異動させられた新聞記者・秋葉役で主演を務める玉木さんは、本人役でゲスト出演する羽生善治九段や“ひふみん”こと加藤一二三九段らの印象について「いついつのあの時の盤面というものをぴしゃりと覚えていて、お二方とも記憶力がすごい」と驚き、「そうじゃないとやっていけない世界なのかなと。僕なんかは日常生活で、昨日何を食べたかすら最近忘れていることが多くて……」と苦笑いで語っていた。

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 会見には、共演の比嘉愛未さん、上地雄輔さん、近藤正臣さん、原作者の塩田武士さんらも出席。ドラマで一度諦めたが再びプロ棋士を目指す男として秋葉とともに再起を図る真田役を演じる上地さんについて、玉木さんは「仕事をするのは今回が初めてですが、20代前半の頃によく一緒に遊んだ仲間で、同年代、同級生」と明かし、「ようやく一緒に仕事ができて、同年代と一緒に仕事をすることが少なくなっている中、上地君とタッグを組んでこの作品に関われたことが記憶に残っているし、楽しい時間だった」と感慨深げに振り返っていた。

 それを聞いていた上地さんは、「20年近くの付き合いですが、僕が売れていなかった時も、玉木君はずっと一線で戦っていた。いつか肩を並べてやりたいと思っていた役者と、こういった作品で出会えて楽しい現場を過ごせたことを感謝しています」と笑顔を見せるも、「現場ではいたずらされていじめられていた(笑い)。毎回現場に来るたびに僕の靴がなく、本番が終わると内履きもない。楽屋に帰ると僕の名前が変わっているんです」と暴露。思わず玉木さんが「やめなさい」と突っ込むなど、仲のよさをのぞかせていた。

 「盤上のアルファ~約束の将棋~」は、塩田さんの小説「盤上のアルファ」が原作。“オレ様”的な性格が災いして、花形の社会部から文化部将棋担当に異動させられた新聞記者の秋葉と、プロ棋士を目指して三段リーグ編入試験を受けようとする真田という、復活を目指す2人の男の人間ドラマを中心に描く。2月3日からNHK・BSプレミアムで毎週日曜午後10時~同49分に放送される。全4回。

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