浅野いにお：江口寿史と対談　互いのマンガ論は…

　マンガ「ソラニン」などで知られるマンガ家の浅野いにおさんを特集した書籍「漫画家本vol.10 浅野いにお本」（小学館）が30日、発売される。同書には浅野さんとマンガ家の江口寿史さんの対談を掲載。江口さんは2011年11月、ツイッターで浅野さんら若手マンガ家の描くマンガの背景が実写そのもので「うんざり」と意見を述べたことも話題になった。浅野さんは「浅野いにお本」の刊行にあたり「対談ページを作るならお会いしたいのは江口寿史さんだけ」と希望し、江口さんが応え、対談が実現。互いのマンガ論を語り合う。

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　同書は、8万5000字におよぶ浅野さんのインタビューのほか、コミックス未収録の「Can’t Be Forever Young」「日曜の午後はいつも曇り」なども掲載される。また、松本大洋さんや花沢健吾さん、押切蓮介さんらがイラスト、メッセージを寄せる。

　A5判、226ページ。価格は1300円（税抜き）。