フィギュアスケーターの浅田真央さんが31日、東京都内で行われたディズニー最新作「メリー・ポピンズ リターンズ」(ロブ・マーシャル監督、2月1日公開)の前夜祭イベントに登場した。2012~13年シーズンのエキシビションで前作「メリー・ポピンズ」の楽曲を使ったほどのシリーズの大ファンで、この日はメリー・ポピンズに扮(ふん)した姿で氷上の演技を見せる特別映像「魔法のエキシビション」をスクリーンで披露。続編公開と特別映像の完成に「ダブルハッピーです」と満面の笑みを見せた。
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「魔法のエキシビション」は、浅田さん自身が楽曲を厳選し、全体構成や振り付けを考案した約3分間の特別映像で、傘とバッグを持ちメリー・ポピンズに扮した浅田さんが華麗な滑りを見せている。この日もメリー・ポピンズになりきった姿で登場した浅田さんは「22歳の時に『メリー・ポピンズ』の曲と出合い、その時に悩みがあってうまくいかない時期でしたが、曲がすごく明るくて元気がもらえる。滑っていて楽しかったし、一気に明るくなったことを覚えています」と思い入れを明かした。
そんな思いのもと、同曲で滑り続けたという浅田さんは「まさかもう一度ディズニーさんから『メリー・ポピンズ』で滑ってほしいというお話しをいただけるとは思ってもいなかったですし、映画が再びやってくるとも思っていなかった」としみじみ。「スケートをやっていなければリターンズで滑ることもなかったし、こういう格好もできなかったので、結局はスケートに出合えてよかった」と感謝していた。
また、「もし魔法が使えたらどんな魔法をかけたいか」と司会から聞かれた浅田さんは「本当に食べることが大好きなので、たくさん食べられる胃袋をあと二つくらいもらって、食べても太らない魔法を自分にかけたい」と笑顔。「色気ゼロ!」と司会から突っ込まれると、「そんなこと思いもしませんでした。いつになるのでしょうか」と自虐的に語って笑わせていた。
「メリー・ポピンズ リターンズ」は、1964年に公開され、アカデミー賞13部門でノミネート、5部門受賞したミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の続編。母を亡くした悲しみから抜け出せずにいたバンクス家の元に、20年前と1ミリも変わらぬ容姿の魔法使いのメリー・ポピンズが現れる。“ほぼ完璧な魔法使い”のメリー・ポピンズが起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるか……というストーリー。エミリー・ブラントさんがメリー・ポピンズを演じる。
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