俳優の木村拓哉さんが4日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開かれた主演映画「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。ホテルで潜入捜査をする刑事・新田を演じている木村さんは、舞台あいさつに先立ち、客席に“潜入”して同作を鑑賞。イベント開始後に客席から立ち上がると悲鳴のような歓声が上がり、木村さんは「見終わったばかりの方たちの話が聞こえてきて、こういうところで楽しんでくださっているんだなとか、潜入しない限り体感できなかった」とリアルタイムの感想が聞けたことを興奮気味に話していた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
木村さん、客席への潜入という企画を聞いた際、「正直、自分の作品を一般の方にまぎれて見るのはどういうことなのかと思った」とは戸惑いを明かしつつ、「皆さんがこういう場所でクスクス笑ったり、ここで自然に拍手が起こるんだとかは経験しないと分からなかったので、感謝しています」と満足そうな表情を浮かべた。
また、司会から「ばれなかったか?」と聞かれると、「一番苦しかったのはエンドロールが流れて客席に明かりが戻ったとき」と明かし、「『舞台あいさつがあるのでしばらくお待ちください』というアナウンス後、『今だ』という感じで皆さんがお手洗いに……。その方たちにも素性を明かすことができないので」と振り返っていた。
舞台あいさつには鈴木監督も出席。客席からの質問タイムで「続編は?」と聞かれた木村さんは、後ろを向いて鈴木監督と小声で相談。その後、「『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』と作品が三つあって、お話自体は完結していません。今いただいた拍手や質問の内容を東宝さんにぶつけます」と続編への意欲を見せると、大きな拍手が巻き起こっていた。
映画は、東野圭吾さんの小説「マスカレード」シリーズの第1作が原作。東京都内で3件の連続殺人事件が発生し、警視庁捜査1課のエリート刑事・新田浩介(木村さん)は、事件現場に残された不可解な数字の羅列から、次の犯行がホテル「コルテシア東京」で起きるとにらみ、ホテルマンとして潜入捜査を開始。犯人逮捕が最優先の新田と、客の安全が最優先のホテルマン山岸尚美(長澤まさみさん)が衝突しながらも犯人を捜す……というストーリー。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。