12日に発表された9、10日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、狂言師の野村萬斎さん主演の「七つの会議」(福澤克雄監督)が、2週連続で首位を獲得した。土日2日間で約21万3000人を動員し、興行収入は約2億7400万円を記録。11日までの累計では、動員が95万人、興行収入が11億円を突破している。
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続く2位には、海の生物と“会話”ができるヒーロー、アクアマンの活躍を描く「アクアマン」(ジェームズ・ワン監督)が初登場でランクイン。土日2日間で動員は約21万人、興行収入は約3億1400万円を上げた。IMAXや4Dなど高単価のスクリーンの好稼働もあり、興行収入では「七つの会議」を上回っている。
ほかにも初登場作品では、1980~90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」の約29年ぶりの新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」(こだま兼嗣総監督)が、土日2日間で動員約18万人、興行収入約2億5700万円を記録し、4位でスタートを切った。5位には、人気アニメ「コードギアス」シリーズ完全新作の劇場版アニメ「コードギアス 復活のルルーシュ」(谷口悟朗監督)が登場。ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングさん、デイミアン・チャゼル監督が再びタッグを組んだ「ファースト・マン」は10位発進となった。
累計では、今回3位の「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督)が動員で262万人、興行収入で33億円を突破。公開から14週連続でトップ10入りしている8位の「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)は、動員が826万人、興行収入が114億円を突破し、歴代興行収入ランキング22位まで記録を伸ばしている。
1位 七つの会議
2位 アクアマン
3位 マスカレード・ホテル
4位 劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>
5位 コードギアス 復活のルルーシュ
6位 メリー・ポピンズ リターンズ
7位 十二人の死にたい子どもたち
8位 ボヘミアン・ラプソディ
9位 雪の華
10位 ファースト・マン
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