タレントのビートたけしさんが審査委員長を務める「第28回東京スポーツ映画大賞」の授賞式が24日、東京都内で開かれ、監督賞を受賞した「カメラを止めるな!(カメ止め)」の上田慎一郎監督が出席した。昨年12月に行われた「日刊スポーツ映画大賞」の授賞式などで同作について「ヘタウマ」と評価していたたけしさんだが、この日は「ヘタウマと言ったのですが、見直したらこれは(撮影の)計算が大変だなと思った」と改めて評価した。
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たけしさんは「カメ止めは、作戦の段階で悩んだろうなあ。計算がすごくて。逆に(ヘタウマと言ったことを)謝りたくて。すみませんでした」と頭を下げた。さらに「とにかく面白かった。あなたは次回作も見事な作品を。あの計算能力があれば(他の賞を)取れると思っています」と“太鼓判”を押していた。
「東京スポーツ映画大賞」は、1992年から東京スポーツ新聞社が主催する映画賞で、日本各地の映画賞主催者が選んだノミネート作品から、たけしさんが最終的に選考し、独断と偏見で賞を与えるというもの。2001年から新たに「ビートたけしのエンターテインメント賞」も併設し、たけしさんが各分野から気になる人を表彰している。
授賞式には、リリー・フランキーさんや松岡茉優さん、笑福亭鶴瓶さん、霜降り明星、マッハスピード豪速球、ホーキング青山さん、グレート義太夫さん、棚橋弘至さん、純烈らが出席した。