第91回アカデミー賞:「ROMA/ローマ」が受賞 万引き家族は外国語映画賞逃す

 世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞」の授賞式が25日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、10部門で最多ノミネートされているメキシコ映画「ROMA/ローマ」(アルフォンソ・キュアロン監督)が、外国語映画賞を受賞した。是枝裕和監督の「万引き家族」は惜しくも、外国語映画賞を逃した。

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 「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。2018年5月に開催された「第71回カンヌ国際映画祭」で、最高賞のパルムドールを受賞したことでも話題になった。

 WOWOWでは「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」と題して、25日午前8時半からWOWOWプライムで生中継。案内役はジョン・カビラさんと高島彩さん、現地のレッドカーペット・リポーターは、歌手で女優のすみれさんが務める。同日午後9時からWOWOWプライムで字幕版を放送。

 ◇外国語映画賞のノミネートは以下の通り(敬称略)

 カペナウム(原題)▽COLD WAR あの歌、2つの心▽ネヴァー・ルック・アウェイ(原題)▽ROMA/ローマ▽万引き家族

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