いだてん:第8回視聴率は9.3% 出発の日、弥彦の名を叫ぶ声…

2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第8回「敵は幾万」が24日に放送され、平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。番組ワーストだった前週第7回の9.5%からさらに下げた。

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 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三(かなくり・しそう)、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第8回「敵は幾万」は、オリンピックに出場する四三のため、渡航費と滞在費合わせて1800円という大金を抱えて、熊本から東京にやってきた実次(中村獅童さん)。四三は実次から、スヤ(綾瀬はるかさん)の働きかけで資金を得られたと知る。四三と弥彦(生田斗真さん)がストックホルムへ出発する日、「敵は幾万」の大合唱に見送られ、2人を乗せた汽車が動き出した瞬間、弥彦の名を叫ぶ声が聞こえてきて……という展開だった。

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は全47回。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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