荒ぶる季節の乙女どもよ。:テレビアニメが7月スタート 河野ひより、安済知佳、上坂すみれが出演

アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」のビジュアル(C)岡田麿里・絵本奈央・講談社/荒乙製作委員会
1 / 13
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」のビジュアル(C)岡田麿里・絵本奈央・講談社/荒乙製作委員会

 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」などで知られる岡田麿里さんが原作を手がけたマンガが原作のテレビアニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」が、7月から放送されることが1日、明らかになった。河野ひよりさんが妄想女子な文芸部員の小野寺和紗、安済知佳さんがミステリアスな文芸部員の菅原新菜をそれぞれ演じるほか、麻倉ももさん、黒沢ともよさん、上坂すみれさん、土屋神葉さんが声優として出演することも分かった。

ウナギノボリ

 「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は、絵本奈央さん作画、岡田さん原作のマンガで、マンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で2016年12月から連載中。高校の文芸部に所属する小野寺和紗ら女子5人が、性に振り回され、悩む姿が描かれている。アニメは、岡田さんが脚本を担当し、「Classroom☆Crisis」などのLay-duce(レイ・デュース)が制作する。

 ◇キャスト(敬称略)

 小野寺和紗:河野ひより▽菅原新菜:安済知佳▽須藤百々子:麻倉もも▽本郷ひと葉:黒沢ともよ▽曾根崎り香役:上坂すみれ▽典元泉:土屋神葉

 ◇河野ひよりさんのコメント

 原作を初めて読んだときに、和紗の経験する戸惑いや悩みに共感してばかりだったのと、「こんなにいろいろなものをさらけ出している作品があってもいいのか……!」と衝撃を受けました。和紗を演じると自分も学生時代に味わったことのある感情がたくさんフラッシュバックして、心が爆発しそうな気持ちになります! 見ている方にもぜひそんな気持ちを体感してもらえるように、魂を込めて和紗を演じます! どうぞよろしくお願いします!

 ◇安済知佳さんのコメント

 部活、勉強、進路、恋愛。多感な時期にはさまざまな青春が、至るところで発生していると思います。そんな中、この「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の青春のキーワードは「性」。誰もが通る道といいますか、一度は考えてしまう本能的なものに、思春期の少女たちがぐちゃぐちゃに振り回されている様子がとにかく青臭くてひたむきで……大変引き込まれてしまいました。菅原新菜として、この物語を荒ぶるのが楽しみです! 原作とともに、テレビアニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」、よろしくお願いします!

 ◇麻倉ももさんのコメント

 性に振り回される彼女たちが、真っすぐでピュアですごく可愛いです(笑い)。一人一人が自分の問題や疑問に悩み立ち向かっていく姿には胸がぎゅっとなりました……! この作品は、思春期の心の揺れ動きがとてもリアルに、繊細に描かれているので丁寧に演じていきたいと思っています!!

 ◇黒沢ともよさんのコメント

 純粋に「おっもしろーーい!」とケラケラ笑ったのがはじめて読んだ時の記憶です。私が女だからかもしれないのですが、パンチのある話なのにたまらなくいとおしくて。私が演じるひと葉は口数が少ないけど内包しているエネルギーは割とあるのではと感じています。乙女たちの本気の苦悩をいとおしんでもらえるように演じられたらと思っています。

 ◇上坂すみれさんのコメント

 読んでいると、思春期という、えたいのしれないものに思い切り顔をはたかれるような感覚に襲われる作品です。曾根崎さんは自分に重なる部分が多いキャラクターなので、演じるのがとても楽しみです!

 ◇土屋神葉さんのコメント

 まずは文芸部員たちの、危うくも美しい春の目覚めに心奪われました。女性の思春期を正面からとらえる作品は、自分にとって初めての挑戦であり衝撃的でしたが、心の変化に理性的な理解が追い付かないという思春期ならではの戸惑いには、性別を超えた強いシンパシーを感じました。僕が演じる泉は、鉄道マニアの優しき幼なじみ。ふびんかつ悲惨な経験もありつつ、だからこその高校生ならではの輝きと甘酸っぱさを、目いっぱい生きたいと思います。

写真を見る全 13 枚

アニメ 最新記事