モー娘。佐藤優樹:NHKアニメ「あはれ!名作くん」の“赤ちゃん”役で声優初挑戦 「新しい自分が見られる」と喜び

テレビアニメ「あはれ!名作くん」のアフレコ後会見に登場した「モーニング娘。’19」の佐藤優樹さん(左)と佐藤さんが声優を務めるメイのビジュアル (C)MSK
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テレビアニメ「あはれ!名作くん」のアフレコ後会見に登場した「モーニング娘。’19」の佐藤優樹さん(左)と佐藤さんが声優を務めるメイのビジュアル (C)MSK

 アイドルグループ「モーニング娘。’19」の佐藤優樹(まさき)さんが、4月5日から放送されるNHK・Eテレのテレビアニメ「あはれ!名作くん」シーズン4に声優として準レギュラー出演する。演じるのは主人公・松田名作の妹・メイで、1年かけて言葉を覚えていく赤ちゃんという役どころだ。佐藤さんは声優初挑戦。初回収録後の会見に出席した佐藤さんは「『バブー』(というせりふ)しか言っていない」といい、声優挑戦に「新しい自分が見られるみたい」「うれしくてうれしく、めちゃくちゃうれしかった」と喜びを語った。

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 佐藤さんは、初回収録について「最初見学させていただいた時は、もう笑っていることしかできなくて、いざやってみたらめちゃめちゃ難しくて」と振り返り、コミカルなシーンも多いため「笑いをこらえるのがすごく大変です。一生懸命抑えるように1年かけて頑張ります」と話した。

 会見には、レギュラーキャストのお笑いコンビ「なすなかにし」の那須晃行さん、中西茂樹さん、お笑いコンビ「うしろシティ」の阿諏訪泰義さん、金子学さん、声優の小野賢章さん、江口拓也さん、監督の新海岳人さんも出席。

 「モーニング娘。」として舞台などにも出演している佐藤さんは、舞台とアニメの演技の違いを聞かれ、「全然違います。緊張の仕方が違ったりとか、あとやっぱりお客さんが目の前に居ないっていうのが全然。本当に360度ちがくて……」と話すと、共演者に「(360度だと)同じことになるから、180度ね」と突っ込まれる場面も。

 佐藤さんは赤ちゃんのメイを演じる上で、「赤ちゃんの映像を見ました」と明かし、「(自身の)妹が赤ちゃんだった時の映像を見たんですけど、全然ちがくて。『バブー』っていうせりふなんですけど、(アフレコでは)普通に『バブー』って言っちゃっていいよ、みたいな。リアルじゃなくていいみたいな。これはもう違うな、みたいな感じです」と話した。

 アニメで「ファンにどんな自分を見せたいか?」という質問には「(声優として出演していることは)逆に言いたくないんですよね。声で気付いてほしいです。だから、名前(アニメのクレジット)のところにモザイクかけておいてください。『佐藤優』だけ出して、ここ(名前の最後の『樹』)だけ見せないみたいな」と語り、笑いを誘った。

 新海監督は、シーズン4の見どころについて「これはもうメイちゃんの成長でしょうね。メイちゃんとまーちゃん(佐藤さん)の成長が見どころなんじゃないですかね」と語った。

 「あはれ!名作くん」は、名作の主人公を目指す松田名作と仲間たちの織り成す学園コメディー。NHK・Eテレの子供向け番組「ビットワールド」内で毎週金曜午後6時20分に放送。

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