元SKE48柴田阿弥:地上波情報番組で初キャスターに 地元・名古屋での抜てきに「夢かなった」

4月1日にスタートするCBCテレビの平日夕方の生放送情報番組「チャント!」について語った柴田阿弥さん
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4月1日にスタートするCBCテレビの平日夕方の生放送情報番組「チャント!」について語った柴田阿弥さん

 アイドルグループ「SKE48」の元メンバーでフリーアナウンサーの柴田阿弥さんが、4月1日にスタートするCBCテレビ(名古屋市中区)の平日夕方の生放送情報番組「チャント!」にキャスターとしてレギュラー出演することになり、8日、同局で取材に応じた。柴田さんが地上波の情報番組でキャスターを務めるのは今回が初めてで、毎週火水曜にサブキャスターとして出演する。柴田さんは「名古屋でレギュラーの仕事をするのは夢の一つだったので、上京して2年半くらいで、こんなに早く夢がかなうと思わなかった」と抜てきを喜んだ。

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 柴田さんは「地域の方の気づきになったり、皆さんの共感を得られるように自分の言葉で伝えられたらいいなと思います」と意気込み、「事務所のレッスンでおばあちゃんに伝える気持ちでやらなきゃダメだと教えられました。技術面では先輩方にはかなわないと思うので、技術よりも気持ちが大切と思っています」と謙虚に語った。

 この日は「チャント!」でメインキャスターを務める同局の大石邦彦アナウンサー、夏目みな美アナウンサーも同席。柴田さんの謙虚なコメントを聞いた大石アナは「間違いなくお上手ですよ! 場数を踏んできてますからね、そこが強みだと思います」と柴田さんのアナウンス技術に太鼓判を押していた。

 また柴田さんは「(サブキャスター就任で)実家は祭り(のよう)。本当に喜んでくれています。(出演が)きちんと世に発表されるまでは夢なのではないかと心配で、(家族には)『まだ分からないよ』『なくなったらごめんね』などと伝えていました」と真剣な表情で正式発表前の様子を明かした。

 さらに「東京に出て2年目の時に心身のバランスがうまくとれない時があったんですけど、実家や名古屋に帰ってくるだけで、また頑張ろうという気になりました」と語り、「今は夢のために東京に行っているだけなので、いつかは名古屋に帰ってきたいと思っています」とコメント。SKE48時代には学業との両立もあって多忙を極め、家族との時間が少なかったといい、「(4月からの)一番の楽しみは実家に帰れることです。家族で名古屋のモーニングに行って、糖分をとってから『チャント!』に来たいです」と笑顔を見せた。

 「チャント!」は、ニュース、生活情報、芸能などを扱うほか、タレントリポーターが東海3県巡り地元の良さを伝えるコーナーもある。タイトルは「森羅万象、コトの本質を“ちゃんと”わかりやすく伝えると同時に、地域への“応援歌(chant)”でありたい!」という思いからつけられた。

 放送は東海エリアで午後3時49分~同7時。同局で午後1時55分から生放送中の昼の情報番組「ゴゴスマ ~GOGO!Smile!~」と合わせると、在名局最長の5時間の生放送となる。これまで「ゴゴスマ」後の午後4時台に放送されていた「水戸黄門」などの再放送は終了する。

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