注目映画紹介:「えいがのおそ松さん」 衝撃の六つ子の高校時代 意外に感動!?

アニメ「えいがのおそ松さん」のビジュアル(C)赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
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アニメ「えいがのおそ松さん」のビジュアル(C)赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019

 人気テレビアニメ「おそ松さん」の完全新作劇場版「えいがのおそ松さん」(藤田陽一監督)が15日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開される。高校時代の六つ子たちの姿が衝撃的だ。ギャグが健在なだけでなく、意外にも感動作だったりする。

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 原作は赤塚不二夫さんの名作マンガ「おそ松くん」。テレビ版の予測不能なギャグなどが女性アニメファンを中心に人気を集めている。第1期が15年10月~16年3月、第2期が17年10月~18年3月に放送され、「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートするなど社会現象にもなった。

 劇場版のキーワードは「思い出」。高校の同窓会に出た六つ子は、ちゃんとした大人に成長して社会人として活躍する同級生と再会。対照的にさえない自分たちの現実に打ちのめされ、やけ酒をあおり、眠ってしまう。目が覚ました六つ子は、部屋の異変に気付き、街に出る。過去の世界ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中に、この時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられる。真実を確かめるため、18歳の自分たちに会いに行く。

 高校時代の六つ子が衝撃的だ。誰? 何があったの!? となるキャラクターもいて、驚かされた。おなじみのギャグも健在だが、ほろりとするような場面もある。野球好きの藤田監督らしい野球ネタがちりばめられているのもうれしいところだ。(小西鉄兵/MANTAN)

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