はじこい:「ご褒美ください」、40秒ハグ、「好きです」3連発! “ゆりゆり”横浜流星の恋を振り返る

横浜流星さん
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横浜流星さん

 女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話はじこい)」(TBS系、火曜午後10時)が19日にいよいよ最終回を迎える。深田さん演じる“しくじり鈍感アラサー女子”の春見順子と、横浜流星さん、永山絢斗さん、中村倫也さんが演じる3人の男性との恋模様が描かれてきた。なかでも視聴者の話題を集めているのが、横浜さんが演じる“ゆりゆり”ことピンク頭の由利匡平だ。順子へのいちずな思いを抱きながら、東大合格を目指すゆりゆりの軌跡を振り返る。

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 ◇「ご褒美ください」 「予約」宣言に視聴者胸キュン!

 第1話で、匡平は父親と共に順子が講師として働く塾を訪れ、自分を「社会に貢献できないゴミだ」とののしる父親にたんかを切る順子にひかれ始める。父への反発もありながら、匡平は順子に「ねえ、俺を東大に入れてくんない」といい、東大受験を志す。とはいえ、匡平が通うのは、名前と九九が書ければ入学できると評判のおバカ高校。最初は、匡平に東大受験は無理だと考えていた順子も、「俺がやってみてーんだ、受験。協力してくれ、パイセン」という匡平の熱意に心動かされ、東大を目指すことに。

 その後、順子への思いを強めていく匡平の前に2人のライバルが現れる。順子のいとこで東大卒エリートの八雲雅志(永山さん)と、順子が「今までの人生でたった一人、私に告白してくれた人」という匡平の高校の担任教師、山下一真(中村さん)だ。大人の男性2人が順子に近づく度に嫉妬する匡平だったが、第4話の塾の勉強合宿で順子との距離を縮める出来事が……。

 ロッジで順子と二人きりになった匡平は、「先生、俺にもご褒美ください」と肩に頭を預け、急接近する。さらに、「来年の2月3日覚えておいて。18(歳)になるから」と話すシーンがあり、翌日その行為を「ただ、予約押さえといただけ」と表現する。第4話の匡平にSNSでは、「キュンキュンが止まらない」「息切れ動悸(どうき)が止まらない」「ゆりゆり反則だ!」「ゆりゆり爆イケすぎてまじ推せる」「ゆりゆりの破壊力すごすぎる」と興奮気味のコメントが続出した。高校生とアラサー、生徒と教師という壁がありつつも、思いをぶつける匡平に多くの視聴者が魅了された。

 ◇「好きで好きで、嫌いになりそうなくらい好きです」 ストレートなせりふの破壊力

 匡平の順子への思いは、その口から出るストレートなせりふにも表現されてきた。第5話では、模試の結果に匡平以上に落ち込む順子に「他の先生じゃなくて、よかった。俺よりへこんでんじゃん」といい、「俺、もっと勉強して、春見の落ちた東大に合格して、(先生みたいな大人に)なりたいなって。先生みたいな大人に俺もなれますかね」という。

 さらに、第6話では、雅志に対して、順子への思いを「好きで好きで、嫌いになりそうなくらい好きです」と話すシーンも。また同話では、自身のプライベートを匡平に見せすぎたと反省する順子に「早く勉強教えてくれよ。春見がいいの。何回言わせんだよ」と、信頼を真っすぐに伝える。

 一方、恋のライバルである山下に一歩も譲らない匡平の姿も視聴者の反響を呼んだ。第6話では、山下と対峙(たいじ)し、順子について「取られるつもりねーから。引っ込んでろよ。俺んだよ!」と話すシーンが描かれ、SNSでは「ゆりゆりカッコよすぎ」「俺んだよってセリフやばい」「胸がギュンギュンしてる」「俺んだよの瞬間に体温上がった!!」といったコメントが並んだ。

 第7話では、ガリ勉だった順子が過去を振り返り、「同い年だったらお互い目に映らなかったんじゃないかな」と話すのに対し、「タメでも絶対見つけてたよ、春見のこと」と話した匡平。その後、順子を40秒以上ハグするシーンが描かれた。アクシデントではない匡平のハグはこれが初めてで、SNSでは「このハグのシーンはステキすぎる!!」「思いがいっぱい詰まったゆりゆりのハグ……最高すぎた」「重みのあるハグで胸が苦しい……」と反響が上がった。

 ◇横浜流星 順子と匡平を「最後まで見守ってほしい」

 そして第9話では、18歳の誕生日を迎えた匡平が、順子に「好きです。好きです。先生のことが好きです」と告白する場面が描かれた。これは、第4話での匡平の“予約”が実現した瞬間だった。SNSでは「悶絶した……」「涙と胸キュンが止まらない」「ゆりゆりの好きですに気絶寸前」などといったコメントが並んだ。

 その後、東大の1次試験を合格し、2次試験に挑む匡平だったが、試験当日、順子が事故に遭ったとの知らせを受ける。順子の元へ駆けつけたい思いを振り切り、匡平は受験会場へ向かう決意をした。そんな匡平に視聴者からは「苦渋の決断。ゆりゆり、よくやった」「ゆりゆりの決断は間違ってない」「男の決断かっこいい」といったコメントがあがり、「最終回は、ハッピーエンドを願ってる」「ゆりゆりと幸せハッピーエンドで終わらせてください」と願う声が上がっている。

 ドラマ放送前に匡平を演じる横浜さんは「底辺高校から、東大合格という無謀な挑戦を順子と匡平は達成できるのか、目の前のことを全力で生きる2人を最後まで見守ってほしいですし、その姿を見て明日の活力にしていただけるとうれしいです。原作をリスペクトして、ファンの方々の期待を裏切らないよう、全力で由利匡平として生きたいと思います」と語っている。匡平の東大への道、順子への恋はどうなるのか。最後まで目が離せない。

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