シンガー・ソングライターの平原綾香さんが16日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で、5回目となる「平原綾香 Jupiter 基金」のチャリティーコンサート「My Best Friends Concert ~顔晴れ(がんばれ)こどもたち~」を開催。コンサート直前の会見で平原さんは「取材の方がどんどん増えているのが本当にすごくうれしくて。1回目より全然多いです。幸せに思っています。ありがとうございます」と笑顔を見せ、「大きなフェスみたいなことができたらいいですね」と、今後の夢も語った。
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「平原綾香 Jupiter 基金」は、未来を生きる子供たちのために、音楽を通じて社会貢献やさまざまな支援をするために平原さん自身が設立した基金で、2015年12月の第1回から年1回、収入から経費を除いた全額を寄付するチャリティーコンサートを開催している。今回は、ミュージカル俳優の山崎育三郎さんをスペシャルゲストに、ラグビーワールドカップ2019への活用を目的とした「釜石市ラグビーこども未来基金」への寄付を実施する。
平原さんは「まだまだ小さい基金ですが、もっと広まれば、たくさんの子供たちがもっと元気になる。気軽にコンサートに行けば、音楽を楽しめば子供たちが助かる基金だと知ってほしい」と思いを語った。
今回の寄付先は、平原さんがワールドカップの会場となる予定の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム(岩手県釜石市)のオープニングイベントでデビュー曲の「Jupiter(ジュピター)」を歌ったことがきっかけで決めたという。ゲストの山崎さんについて、平原さんは「子供をいつも応援していて(基金に)賛同してくれた方にお願いしています。育三郎君は本当に大忙しの中引き受けてくださった。今、ミュージカル中なのでお昼の公演をやって、その後すぐリハーサルに来てくれた」と感謝した。
今後はゲストの数も増やしていきたいといい、「こないだ(映画の)『ボヘミアン・ラプソディ』で(劇中のチャリティーコンサートの)ライブエイドを見たんですが、アーティストがみんなを救うために、命懸けで歌っている姿を見てかっこいいと思った。あれは大きすぎますけれど(笑い)、いつかああいうコンサートができたら。夢です」と語っていた。