相棒17:最終回2時間SP 致死率100%のパンデミックが発生 特命係が人類滅亡の危機に挑む

ドラマ「相棒 シーズン17」最終回の場面写真=テレビ朝日提供
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ドラマ「相棒 シーズン17」最終回の場面写真=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒」の最新作「シーズン17」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の最終回が20日、午後8時からの2時間スペシャルで放送される。遺伝子工学の大学教授が殺害され、捜査線上に記憶喪失の男女が浮かぶ。そんな中、致死率100%のパンデミックが発生。特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)は、人類滅亡の危機を救うことができるのか。

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 最終回「新世界より」は、金井寛さんが脚本、内片輝さんが監督。鳥インフルエンザの研究をしている遺伝子工学の世界的権威・秋川直秀教授(津村和幸さん)が、自身の研究室で撲殺される。右京と亘が捜査すると、事件前夜、秋川がラボのドアロックの暗証番号を変更していたことが発覚。さらに、現場には奇妙なマークが入ったバッジが落ちており、有毒ガスの入った段ボール箱が研究室に送り付けられていたことも分かった。

 そのバッジは、反科学主義を標榜する過激団体「楽園の扉」のもので、代表の阿藤修(小木茂光さん)は2年前、クローン技術研究所に爆発物を仕掛けた容疑で逮捕されていた。「楽園の扉」は、現場にバッジが落ちていたのは何者かの陰謀だと主張する。

 右京は、事件の3日前、大学の防犯カメラに映っていた成瀬真一郎(渕野右登さん)と、水原美波(八木優希さん)に注目。2人の名前は、作家の鷺宮栄一(中原丈雄さん)が20年ほど前に書いた小説の主人公と同じ名前だった。右京が奥多摩で自給自足生活を送る鷺宮のもとを訪れると、かつて鷺宮と阿藤が、共同でIT企業を立ち上げていたことが分かる。その矢先、行方を追っていた男女が保護されていることが判明。2人は記憶喪失になっており、「このままだと世界が滅びる」と奇妙なことを口にする……という展開。

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒と共に難事件を解決するドラマ。今シーズンは、4年目を迎えた右京と亘のコンビに、“3人目の男”青木年男(浅利陽介さん)が加わっていた。

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