ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
タツノコプロのアニメ「ハクション大魔王」のアクビと、XFLAG(エックスフラッグ)スタジオの人気ゲーム「モンスターストライク」のパンドラが登場するアニメ「パンドラとアクビ」が、4月5日から劇場上映される。アニメでは、ゲームから引き続き小倉唯さんがパンドラを演じ、デジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の天城サリーさんがアクビの声優を務める。小倉さんと天城さんに役への思いやアフレコの様子を聞いた。
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小倉さん 夢のコラボレーションで、どんなふうにパンドラが描かれるのかとても楽しみでした。モンストファンはもちろんのこと、モンストを知らない人にも知ってもらえる機会になると思うと、二重にも三重にもうれしさが込み上げてきました。
天城さん オーディションに合格したとマネジャーさんから聞いたときは、本当にうれしくて涙が出てきました。でもすぐに、ベテランの先輩方ばかりの現場なので、うれしい気持ちを抑えて気を引き締めて挑まなければ!というやる気モードに切り替わりました。
小倉さん パンドラちゃんは、普段からとても危なっかしい女の子。開けてはいけない禁断の箱を開けてしまい、周りに迷惑をかけてしまうのですが、ほっとけないキャラクターです。「ドラ!」という語尾も含めて、可愛らしさや愛らしさが詰まっている、憎めないキャラクターです。今回は、アクビちゃんよりも一つ年上のお姉さんなので、ゲームでは見られないパンドラちゃんになっています。ピュアな優しさや、お姉さんモードの姿が印象的です。「パンドラちゃん、意外とちゃんとしゃべってる」「いいこと言っている」って思いました。パンドラちゃんの知らないところを見ることができました。再発見もあって、今後のパンドラちゃんのお芝居に生かせる、幅が広がったと感じています。
天城さん アクビちゃんは、天真らんまんで優しくて明るい女の子です。自分が思っていることをすぐに口にするキャラクターですが、思っていることが意外と的確で、相手を翻弄(ほんろう)させてしまうこともあります。言葉でも行動でも危なっかしいところがあって、放っておけないところに可愛さを感じます。終始テンションを下げないこと、語尾に丸みをつけて柔らかな可愛らしさを出せるように演じました。第一声後に、「もっとテンションを上げて」という指示をいただいたので、自分が思っていた以上に元気で天真らんまんなキャラクターだと理解することができました。
小倉さん 男の子キャラが魅力的だと思いました。前編では剛さんが格好いい。女性ファンが増えそうという気がしました。後編はカンタくんがいい味を出しています。こちらはお子様ウケしそうだなと。個性的なキャラクターがたくさん出ているので、選ぶのは難しいです。
天城さん ちょっとドジなナゾの怪獣が本当に可愛かったです。パンドラ、アクビちゃん、ナゾの怪獣のトリオは、放っておけないキャラで目に留まります。ルイーズは、ドロンジョのオフの姿。私の知っているドロンジョとは違うイメージですが、アクビちゃんはいろいろ面倒を見てもらう立場で、ルイーズの優しい一面に触れることができてうれしかったです。
小倉さん 可愛いタッチのキャラクターが多い中、ブライキング・ボスは、言葉を聞くとピリッと固まるくらい迫力のある“本気のボス”という印象でした。ほかにもラスボス的なキャラも出て来るのですが、声だけで怖さが分かるので楽しみにしていてください。
小倉さん 「ヤッターマン」が好きです。今回の作品でも要所要所でハッとするシーンが出てきます。自分がそういう作品に関われたことがすごくうれしくて、演じながらドキドキしちゃいました。
天城さん 父親が「マッハ GoGoGo」や「ヤッターマン」が好きでよく見ていました。母親の好きなキャラクターがアクビちゃんなので、この役に決まったときはすごく喜んでくれました。
天城さん せりふの言い回しだけでなく、お芝居以外のこともなんでも優しく教えてくださる方ばかりで、本当にありがたかったです。休憩時間も話しかけてくださり、リラックスすることができました。「ここはホーム」という気持ちで挑ませていただき、感謝しています。
小倉さん そうそうたるメンバーでしたが、素晴らしい現場でした。キャラの個性もすてきだし、先輩方の演技を近くで聞くことができたのがとても貴重でした。現場の緊張感はありましたが、すごく和やかな雰囲気もありました。ためになる話もたくさん聞けたので、一日、学べることが多かったです。天城さんがほぼ初めてアフレコ経験ということで、自分のデビュー当時を思い出し、できることはしてあげたいという気持ちで、積極的にコミュニケーションをとりました。
天城さん 小倉さんから「アクビちゃんに合格したのは天城さんだから、天城さんがやるアクビちゃんが求められているアクビちゃんなんだよ」と言ってくれました。すごくうれしかったです。
小倉さん そんなふうに思ってくれたのは、すごくうれしいです。言った記憶があまりないですけど(笑い)。今回、みんなそろってアフレコできたので、それがお芝居に反映されて、よりすてきな作品になっていると思います。
小倉さん モンストとタツノコの夢のコラボレーションと聞いたら、興味を持つ方がたくさんいると思います。その期待を裏切らない作品になっているので、楽しみにしていてください。バトルシーンの迫力は、ぜひ劇場で堪能してほしいので、足を運んでいただければと思います。「あ、これは!!」というシーンもたくさん入っているので、タツノコファンの方はもちろん、モンストファンの方も楽しめるはずです。タツノコ作品で育ったお父さん、お母さん世代、モンストをプレーしている若い世代、みんな一緒に楽しめる作品です。
天城さん 平成最後のアクビちゃんとしていいものを演じられたと思いますので、演技にも注目してください。キャラデザも女性、そしてお子様にも好まれる感じに仕上がっています。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そしてお子様と、家族みんなで劇場に足を運んでください。
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