サマーウォーズ:公開10周年プロジェクト始動 聖地・上田で展示も

アニメ「サマーウォーズ」のビジュアル(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
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アニメ「サマーウォーズ」のビジュアル(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

 2009年に公開された細田守監督の劇場版アニメ「サマーウォーズ」の公開10周年プロジェクトが始動したことが23日、明らかになった。「UP DATE(アップデート)」をテーマにさまざまなイベントを開催する。第1弾として作品の舞台となった長野県上田市のサントミューゼ 上田市立美術館で7月6日~9月1日に、企画展「『サマーウォーズ』10周年記念 未来のミライ展~時を越える細田守の世界」を開催する。

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 「サマーウォーズ」は、数学の天才だが気の弱い高校生の主人公・健二が、憧れの夏希先輩から、恋人のふりをするアルバイトを頼まれ、本家のある長野県上田市を訪れるが、ひょんなことから世界のライフラインを支える仮想世界を混乱させた犯人に仕立てられてしまう……というストーリー。約126万人を動員し、興行収入が約16億5000万円を記録するなどヒットした。

 ◇齋藤優一郎プロデューサーのコメント

 2019年夏、「サマーウォーズ」が公開から10年を迎えます。僕らは映画を作っている時、10年後のことなど考えていません。にもかかわらず、本当にたくさんの方々に今でも作品を見続けていただき、そして新たな方々が初めて作品と出会ってくださる、このご縁を僕らは本当に光栄に思い、そして心から感謝をいたしております。

 思えば、今年は細田守監督の初監督作品である「劇場版デジモンアドベンチャー」(1999年公開)から数えて20年目の年でもあります。この夏、監督の新作はありませんが、僕らはこの「サマーウォーズ」10周年プロジェクトを通して、改めて、多くの皆様と作品を一緒に楽しみ、共有し、そしてテーマでもある「UP DATE」を行う、たくさんの催しや取り組みを行っていければと思っておりますので、この夏も、どうぞよろしくお願いいたします。

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