山寺宏一:アニメに続き実写「アラジン」ジーニーの声 「愛おしいくらい大切で特別な存在」

実写映画「アラジン」のポスタービジュアル(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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実写映画「アラジン」のポスタービジュアル(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 声優の山寺宏一さんが、ディズニーの人気長編アニメーションを実写化した映画「アラジン」(ガイ・リッチー監督、6月7日公開)の日本語吹き替え版でランプの魔人・ジーニーの声を担当することが26日、分かった。山寺さんはアニメ版でジーニーの声を演じており、ジーニーについて「愛(いと)おしいくらい大切で特別な存在です。僕を声優として成長させてくれたのも、『声優って難しいけど、最高に楽しい!』と思わせてくれたのもジーニーです。オリジナルのロビン・ウィリアムズに心から感謝しています」とコメントを寄せている。

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 インターネットなどで「ジーニーには山寺さんしかいない!」という声などが上がったことについては「そういうご意見のおかげもあって、今回演じさせていただくことになったのかなと思っています。きっと『これぞ最高のエンターテインメント!』という素晴らしい作品になると確信しています。吹き替え版でもそれがしっかりと伝わるよう、出演声優の1人として全力を尽くします! ご期待ください!」とコメントしている。

 実写版のジーニーには俳優のウィル・スミスさんが扮(ふん)している。山寺さんは、映画「インデペンデンス・デイ」などで、スミスさんの日本語吹き替えを多数担当していることから、実写版でジーニー役のオファーが来なかったらどうしようという不安もあったものの、「(スミスさんの役は)過去に吹き替えしたことあるぞ。自分にジーニーが回ってくる確率上がったかも!という気持ちが強かったです(笑い)」と期待していたという。

 また、同作のポスタービジュアルと日本語版予告も公開された。ポスターは、アラジンとジャスミンの運命的な恋の予感を象徴する名シーンでもある「ホール・ニュー・ワールド」を歌いながら2人が魔法のじゅうたんで空の旅をするロマンチックな姿を描いている。予告には、山寺さん演じるジーニーの「さあ、三つの願いを!」「ショータイム!!」という名ぜりふなどが収められている。

 「アラジン」は、人生を変えるチャンスを待つ青年・アラジンと、新しい世界に飛び出したい王女・ジャスミンの身分違いのロマンスと、三つの願いをかなえる魔法のランプをめぐる冒険を描いた物語。アニメーション映画が1993年に日本で公開された。実写映画では、アラジンをメナ・マスードさん、ジャスミンをナオミ・スコットさん、ランプの魔人・ジーニーをスミスさんが演じる。

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