来週のなつぞら:第1週「なつよ、ここが十勝だ」 広瀬すず主演 100作目朝ドラがスタート!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第1週の一場面(C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第1週の一場面(C)NHK

 広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)が、4月1日にスタートする。第1週は「なつよ、ここが十勝だ」。昭和21(1946)年初夏。なつ(粟野咲莉ちゃん)は、9歳の時、亡き父の戦友・柴田剛男(藤木直人さん)に引き取られて十勝にやってきて……。

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 妻・富士子(松嶋菜々子さん)は、我が子としてなつを受け入れようとする。富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄さん)は、働き手にもならないとなつに冷たくあたる。子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていき……。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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