声優の木村良平さんが31日、東京都内で開催された、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズのマンガが原作のアニメ「ULTRAMAN」ワールドプレミアに登場。早田進次郎役の木村さんは「ULTRAMAN SUIT（スーツ）」を着用した姿を初披露し、「『これ着ていいんですか！』という感じ。本当に本気のプロが作った本物のスーツだから、これを声優が着させてもらって、うれしい」とにっこり。スペシウム光線などのポーズをとって大喜びだった。

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　イベントには江口拓也さん、潘めぐみさん、諸星すみれさん、神山健治監督、荒牧伸志監督も登場。潘さんが「ウルトラマン史上初じゃないですか。人がマスクを取った姿で登壇するのって」と話すと、木村さんは「初って言っていたと思う。ちゃんと、かぶれるやつ（マスク）もありまして。この距離で見ても問題ないクオリティーってすごいでしょ」と話していた。

　「ULTRAMAN」は、「鉄のラインバレル」などの清水栄一さん原作、下口智裕さん作画のマンガが原作。かつてウルトラマンだった父・早田進の体に残っていたウルトラマン因子の影響で、生まれながらに特殊な能力を持つ早田進次郎が戦う姿を描いている。

　アニメは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山さんと「アップルシード」の荒牧さんの2人が監督を務め、プロダクションI.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作する。動画配信サービス「Netflix（ネットフリックス）」で4月1日から配信される。