戸松遥:地元・名古屋弁キャラ演じ「声優人生で新たな扉を開けた」

名古屋市内で行われた「『八十亀ちゃんかんさつにっき』先行上映会&戸松遥トークショー」に登場した戸松遥さん(左から3人目)ら=テレビ愛知提供
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名古屋市内で行われた「『八十亀ちゃんかんさつにっき』先行上映会&戸松遥トークショー」に登場した戸松遥さん(左から3人目)ら=テレビ愛知提供

 “名古屋あるある”をテーマにした4コママンガが原作のテレビアニメ「八十亀(やとがめ)ちゃんかんさつにっき」で、ヒロインの少女・八十亀最中(やとがめ・もなか)の声優を務める戸松遥さんが3月30日、名古屋市内で開催された同アニメのイベントに登場した。名古屋弁で最中役を演じている愛知県出身の戸松さんは、1、2話の先行上映の後、ステージに登場し「めちゃめちゃなまってる! 声優人生で新たな扉を開けました。本当の戸松遥」と自信を見せた。

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 また「普段の仕事はなまるのがNG。名古屋弁は標準語だと思ってるから直しにくい」とこぼしつつ、今回の仕事の影響で「他の仕事でイントネーションになまりが出たりして『実家に帰った?』とか聞かれます。気持ちは実家に帰ったみたいな(感じ)」とにっこり。アフレコ現場でも“名古屋あるある”が話題になっているといい、「東海3県(出身)の人が、張り切って陣界斗役の市来(光弘)さんに教える。リアルにアニメみたいです。『え! 知らないんですか?』って“ドヤ顔祭り”です」と明かした。

 この日のイベントは「『八十亀ちゃんかんさつにっき』先行上映会&戸松遥トークショー」と題して行われ、原作者の安藤正基さん、同アニメの広報大使を務めるアイドルグループ「TEAM SHACHI」も登場。安藤さんは、作品誕生のきっかけが、マンガ家同士で方言を話す女性について話したことだったと振り返り、「名古屋弁は『だが!』とか言うし、可愛くないぞ……(と思っていた)。可愛らしい猫っぽい小さい女の子が『ニャア!』って言ったら可愛いかなと思って作った。八十亀ちゃんの名古屋弁はコテコテなので、おばあちゃん子という設定」とコメント。アニメについて「第三者として楽しみました」と語っていた。

 「八十亀ちゃんかんさつにっき」は、マンガ誌「月刊Comic REX(レックス)」(一迅社)で連載中のマンガで、名古屋弁を話す八十亀最中と東京育ちの転校生・陣によるご当地文化の違いを描いている。放送はテレビ愛知で4日から毎週木曜午後7時53分(初回は午後6時55分)ほか。

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