山口勝平:「名探偵コナン」最新作の見どころは“傷ついたキッド” 「見たことのない一面見られる」

劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳」の完成披露舞台あいさつに登場した山口勝平さん
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劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳」の完成披露舞台あいさつに登場した山口勝平さん

 声優の山口勝平さんが2日、東京都内で行われた劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」(永岡智佳監督、12日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。コナンの最大のライバル・怪盗キッドの声を担当する山口さんは、今作の怪盗キッドの魅力について「今回はずっとコナン君と行動を共にしていますので、ナチュラルなキッドが見られると思います」と言い、続けて「今回、(キッドが)追い込まれますから。傷ついたキッドを見て、喜んでください。今まで見たことのない一面も見られると思いますので、楽しんでほしいと思います」と笑顔でファンにアピールした。

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 舞台あいさつにはゲスト声優の山崎育三郎さんと河北麻友子さんや、高山みなみさん、山崎和佳奈さん、小山力也さんらキャストと、シンガポール政府観光局副長官のチャン・チーペイさんも出席した。山崎さんは物語の鍵を握るキャラクター、レオン・ロー、河北さんはレオンをサポートする美人秘書のレイチェル・チェオングの声を担当する。

 「名探偵コナン」は、小学生探偵の江戸川コナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガで、1994年から青山剛昌さんがマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)で連載している。96年からテレビアニメが放送され、97年からは劇場版アニメも製作されている。

 劇場版アニメ23作目となる「紺青の拳」は、シンガポールが舞台で、コナンの宿命のライバルである怪盗キッドがメインキャラクターとして登場するほか、“最強の空手家”の京極真(まこと)が劇場版に初登場。19世紀末に海底に沈んだとされる世界最大の宝石ブルーサファイア“紺青の拳”を巡り、コナンと怪盗キッドが、リゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」で起きた殺人事件やシンガポールの巨大な陰謀に巻き込まれていく……というストーリー。

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