注目アニメ紹介:「フルーツバスケット」 人気少女マンガが再テレビアニメ化 スタッフ、キャスト一新

アニメ「フルーツバスケット」のビジュアル(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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アニメ「フルーツバスケット」のビジュアル(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

 高屋奈月さんの人気少女マンガが原作のテレビアニメ「フルーツバスケット」が5日深夜から順次、放送される。原作は「花とゆめ」(白泉社)で1998~2006年に連載され、01年にもテレビアニメが放送された。新作は原作者の高屋さんが監修し、スタッフ、キャストが一新され、初めて全編がアニメ化される。

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 高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい草摩家の敷地内だった、草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことになる。ごく普通の家庭に見える草間家の人々だったが、動物憑(つ)きという変わった体質で、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身するのだった。

 透は草間家の秘密を知ってしまうが、持ち前の優しさで全てを受け入れる。子(ねずみ)のもののけ憑(つ)である由希や十二支に入れなかったネコのもののけ憑きの夾、保護者的な役割を担う戌(イヌ)のもののけ憑き・紫呉らとの波乱に満ちた日常が描かれる。

 「さよならの朝に約束の花をかざろう」などの石見舞菜香さんが透、「バキ」などの島崎信長さんが由希を演じるほか、内田雄馬さんや中村悠一さん、釘宮理恵さんらが声優として出演する。「名探偵コナン」などのトムス・エンタテインメントが制作する。放送はテレビ東京、テレビ大阪ほか。

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