世界は一人:松尾スズキ、松たか子、瑛太が出演 岩井秀人が手がけた音楽劇がWOWOWで6月放送

音楽劇「世界は一人」に出演する(左から)瑛太さん、松尾スズキさん、松たか子さん(C)パルコ
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音楽劇「世界は一人」に出演する(左から)瑛太さん、松尾スズキさん、松たか子さん(C)パルコ

 俳優の松尾スズキさん、女優の松たか子さん、瑛太さんらが出演し、劇作家・演出家の岩井秀人さんが手がけた音楽劇「世界は一人」が、WOWOWで6月に放送されることが14日、わかった。3月13日に東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)で収録したものを放送する。

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 舞台は、松尾さん、松さん、瑛太さん演じる同級生3人の人生を描いた物語で、音楽をミュージシャンの前野健太さんが担当。劇中歌の作詞には岩井さんも携わった。菅原永二さん、平原テツさん、今作が岩井さんの舞台作品初参加となる平田敦子さん、古川琴音さんも出演する。

 かつて炭鉱を中心に栄えるが、環境汚染が進んだことが原因で衰退し、寂れてしまった海辺のある町が舞台。この町で生まれ育った3人の同級生、両親に溺愛されて育つ吾郎(松尾さん)、家は裕福だが母の愛情を知らない美子(松さん)、貧乏な家に育ち、吾郎と美子に言い知れぬ感情を抱く良平(瑛太さん)は、小学校の林間学校でのおねしょ事件をきっかけに人生を交錯させ、家族との確執、窃盗、自殺未遂などを経て、成長。やがて大人になり、二度と交わることがないと思われた彼らの人生が再び結び付き……と展開する。

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