都立水商!:連ドラの大人キャスト一挙公開 恋人役に堀田茜、教師役に松井玲奈、「カメ止め」の濱津隆之も

5月にスタートする連続ドラマ「都立水商!~令和~」のポスタービジュアル (C)「都立水商!~令和~」製作委員会・MBS
1 / 7
5月にスタートする連続ドラマ「都立水商!~令和~」のポスタービジュアル (C)「都立水商!~令和~」製作委員会・MBS

 マンガ化もされた室積光さんの小説「都立水商!」(小学館)が原作の連続ドラマ「都立水商!~令和~」の大人役のキャストが19日、発表された。俳優の竜星涼さんが演じる東京都立水商業高等学校(都立水商)の社会科教師・石綿(いしわた)直樹の恋人の大海原春香役でモデルで女優の堀田茜さん、都立水商のキャバクラ科教師で元カリスマキャバ嬢の乾千花役でNHK連続テレビ小説「まんぷく」での演技も記憶に新しい松井玲奈さん、都立水商の校長・玉造清役に俳優の升毅さん、やたらと腰の低いホスト科教師・小木曽義和役に映画「カメラを止めるな!」の濱津隆之さん、夜を極めたフーゾク科教師・坂下咲良役に永尾まりやさん、マネジャー科教師・標祐作役で鈴之助さんが出演する。

ウナギノボリ

 堀田さんが演じる春香は、元山梨県議会議員の父、大海原葉造(村田雄浩さん)と母、美智子(江藤あやさん)を両親に持ち、名家で育ったお嬢様。家系に議員や医者、弁護士など「先生」と呼ばれる職業の男性しかいないという大海原家の娘・春香の存在が、直樹を「都立水商!」の世界へ誘うことになる。

 ポスタービジュアルも完成した。ポスターは、竜星さんが演じる新米教師・直樹が教卓の前に立ち、直樹をサポートするようにキャバクラ科教師の千花(松井さん)が教卓の後ろに立っている。さらに担任を受け持つ3年C組の生徒たちが水商正装のドレスアップスタイルで豪華絢爛(けんらん)に教室に集っている様子を写し出している。

 また、ロックバンド「サイダーガール」の新曲「クローバー」がエンディングテーマに決まった。ボーカル&ギターのYurinさんは「生きることを頑張るということは、尊敬と美しさがあると同時に窮屈さと不自由さをはらんでいると年を重ねていくほどに感じます。稀有(けう)な環境が訪れても、想像に及ばない困難が立ちはだかっても、自分だけは味方でいようという思いで曲を書きました。このドラマの登場人物や、聴いてくれた方々のそばで支えてくれる曲になるとうれしいです」とコメントしている。

 「都立水商!」は、2001年に刊行された小説が原作で、猪熊しのぶさん作画でマンガ化され、2006年にはスペシャルドラマも放送された。都立水商を舞台に、水商売の裏側を通じた人間ドラマが描かれた。今回のドラマは、現代の世相と水商売のシステムを反映させたオリジナルストーリー、オリジナルキャラクターで、新感覚の本格学園ドラマとして描く。映画「九月の恋と出会うまで」の山本透さんが監督を務める。

 ドラマは、MBS・TBSの深夜の「ドラマイズム」枠で放送される。MBSで5月5日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同7日から毎週火曜深夜1時28分に放送。

写真を見る全 7 枚

マンガ 最新記事