ワンピース
第1122話 最後の教え!受け継がれた拳骨
10月13日(日)放送分
故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期(フジテレビほか毎週日曜午前9時~)。昨年4月に放送が始まり、2年目に突入した。第6期は、人々が妖怪の存在を忘れた現代が舞台で、人間の心の光と闇を描き、8頭身の美女になったねこ娘の登場、豪華声優陣なども話題になった。鬼太郎役の沢城みゆきさん、ねこ娘役の庄司宇芽香さんに1年目を振り返ってもらいつつ、2年目について聞いた。
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「ゲゲゲの鬼太郎」は、1968~69年にテレビアニメ第1期が放送され、半世紀にわたって愛され続けてきた人気作。第6期の1年目のラストは衝撃的だった。人間と妖怪が対立し、鬼太郎が、人間の犬山まなに対し、珍しく感情をあらわにする場面もあった。
沢城さんは「1年目のラストは、その前のことが前世のように思えるくらい濃密、壮絶でした。私と(まな役の藤井)ゆきよちゃんがギリギリの状態で演じていて、アフレコで一度も目を合わさずに終わったこともありました」と振り返り、庄司さんは「衝撃的でした」とうなずく。
鬼太郎はマンガ、アニメ史に残る人気キャラクターだ。沢城さんは1年間にわたって鬼太郎を演じる中で「失敗しない男の子だと思っていました。ただ、1年目の最後に、迷うし、完璧じゃないところもあると感じていました。崇高なものとして演じるわけではないんです」と変化があったという。
第6期は、目玉おやじ役の野沢雅子さん、ねずみ男役の古川登志夫さん、砂かけばばあ役の田中真弓さんらベテラン声優がレギュラー出演していることも話題になってる。中でも、野沢さんはかつて鬼太郎を演じたこともあるレジェンド声優だ。沢城さんはこれまでのアフレコについて「野沢雅子さんというレジェンドに対して、うっかり家族のように扱ってしまうことがあるんです(笑い)。まこさん(野沢さん)は分け隔てなく接していただける。ファミリーのような雰囲気ですね」と語る。
新章「地獄の四将編」には、妖怪に対して強い憎しみを持つ人間の石動零(いするぎ・れい)という新キャラクターも登場。神谷浩史さんが零を演じている。沢城さんは、神谷さんについて「まこさんと親子のように仲がいいんです」と明かす。
新章ではさらに豪華なゲスト声優も登場するといい、庄司さんは「とんでもないことになっています。そこも楽しんでいただければ。現場で繰り広げられていることがよく分からなくなるんです(笑い)」と驚いている様子。
さらに、沢城さんは「2年目も勢いが全く衰えていません! 鬼太郎のことを掘り下げたエピソードもあります。さらに深みが増しています」とも話す。衝撃的だった1年目に続き、2年目もまだまだ何かが起こりそうだ。
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