人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が5日、宝塚大学東京メディア芸術学部(東京都新宿区)で特別講演を行った。富野監督は受講者から寄せられた「創作の原動力は何か」という質問について「こういう質問は何度もされたことがあるが、明確な回答をした覚えはない。というのも、自分にそんな創作力があるとは思っていなかった……と世間に対して謙遜をしているからです。事実そうなんですけど」と語りつつ、「現在ここにあるものではない、違うものを作りたいということが絶えずあった」と明かした。
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富野監督は「そう言っても、『ガンダム』を作ってからは他のものは、やっていないんじゃないかというご意見もあるので、『違うものを作りたい』ということが原動力になっているようには見えないし、そう答えてはいけないと思っている。でも、今も違うものを作りたいということが原動力になっている」と話した。
続けて、その理由を「だって、今ここに現れているものは、自分が好きなものでないから。もし、好きだったとしても、それは自分が作ったものでないから、自分のものにできない。それが気に入らないからです」と語った。受講者に向けて「違うものを作りたいと強固に思っていなければ、ガンダムのような作品は作れなかった。違うものを作る、という意識を持っていていいんじゃないかと皆さんにお伝えしたい」と呼びかけていた。
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