影山ヒロノブ:平成のアニソン史を振り返る 31年間で「自由な世界になってきた」

「Anison Days」に出演する(左から)酒井ミキオさん、オーイシマサヨシさん、影山ヒロノブさん、森口博子さん
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「Anison Days」に出演する(左から)酒井ミキオさん、オーイシマサヨシさん、影山ヒロノブさん、森口博子さん

 BS11のアニメソング番組「Anison Days」の100回目、101回目のゲストに、影山ヒロノブさん、オーイシマサヨシさんが出演することが6日、明らかになった。このほど収録が行われ、影山さん、オーイシさんに加え、MCの森口博子さん、酒井ミキオさんの4人が取材に対応。平成を駆け抜けた“アニソン界のプリンス”影山さんは、平成のアニソン史を「アニソンシンガーが歌う時代から、自分たちが得意な曲を作って、歌える、自由な世界になってきましたよね」と振り返った。

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 影山さんは「この31年はアニソン周りの文化が、すごい勢いで世界にも出ていった。日本社会でも、昔は『オタクだ!』って言われていたのが、今はなくてはならないアイテムになったし」と語り、音楽の制作環境は「良いか悪いかは分からないけど、昔は低予算だったから、収録するとき、(スタジオから)『40分以上歌わせないぞ』とか言われたことも(笑い)。そういう時代もありました」と話す。

 海外公演も成功させている影山さんだが、「最初に呼ばれたときは、お客さんがいるのか不安だった」と当時の心境を吐露。「ブラジルとかにも行っているけど、みんな歌を知っていて。日本のアニソンって、(海外でCDを)出そうと考えていないのに、米国、アジア、ヨーロッパのみんなが知っている。自然にインターネットの波に乗って、広まったという感じだと思います」と持論を展開。

 影山さんの話を聞いていた森口さんは「そこには、丁寧に作られたクオリティーの高い音楽があって、歌っている影山さん、アニキ(水木一郎さん)、堀江(美都子)さん、クッシー(串田アキラさん)、みんなが作ってくださったから、今の時代につながったと思う。誇らしい出来事ですよね」と語っていた。

 影山さん、オーイシさんが出演する「Anison Days」は、BS11で6月3、10日午後10時放送。影山さんは、アニメ「ドラゴンボールZ」の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「僕達は天使だった」など、平成を代表するアニメソングを披露する。 

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