鉄コン筋クリート:STUDIO4℃の劇場版アニメが6月2日に地上波放送 「海獣の子供」公開記念

アニメ「鉄コン筋クリート」(左)と「海獣の子供」のビジュアル (C)2006 松本大洋 / 小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C、電通、TOKYO MX (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
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アニメ「鉄コン筋クリート」(左)と「海獣の子供」のビジュアル (C)2006 松本大洋 / 小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C、電通、TOKYO MX (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 松本大洋さんの人気マンガが原作で、「STUDIO4℃」が製作した劇場版アニメ「鉄コン筋クリート」(2006年)が、6月2日にTOKYO MXで放送されることが17日、明らかになった。同じくSTUDIO4℃が製作する劇場版アニメ「海獣の子供」(渡辺歩監督、6月7日公開)の公開を記念し、6月2日午後7時に放送。

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 「鉄コン筋クリート」は、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で1993~94年に連載された松本さんの人気マンガが原作。マンガは、暴力が飛び交い大人の思惑がうごめく宝町を舞台に、主人公のクロとシロがお互いを補完し合いながら生き抜く姿を描いた。劇場版アニメでは、人気グループ「嵐」の二宮和也さんが主人公のクロの声優を務め、女優の蒼井優さんがもう一人の主人公シロの声優を担当した。

 蒼井さんは、「海獣の子供」にも声優として出演しており、「シロ役で初めて声優のお仕事をいただき、『声だけでキャラクターに感情を乗せる難しさ』『引き受けた責任の重さ』『実写では声の掛からない役を演じられる喜び』を知りました。4℃作品を語るのはおそれ多いですが、画の滑らかさ、ダイナミックさ、そして、アニメーション作りの喜びが作品にも現場にもあふれているところが、『鉄コン筋クリート』と『海獣の子供』の共通点だと思います」とコメントを寄せている。

 「海獣の子供」は、「リトル・フォレスト」などの五十嵐大介さんがマンガ誌「IKKI」(小学館、現在は休刊)で2005~11年に連載したマンガが原作。友人にけがをさせた少女の琉花が、ジュゴンに育てられた不思議な少年・海と空に出会い、港町と水族館を舞台にさまざまな冒険を繰り広げるというストーリー。アニメは、女優の芦田愛菜さんが主人公・琉花、石橋陽彩(ひいろ)さんが海、浦上晟周(せいしゅう)さんが空の声優を務める。

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