アフロ田中:賀来賢人主演ドラマのヒロインに夏帆 白石隼也、村川絵梨、松尾諭ら豪華キャスト集結

連続ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ アフロ田中」に出演する(上段左から)夏帆さん、松尾諭さん、白石隼也さん、小澤征悦さん、(下段左から)村川絵梨さん、清水葉月さん、今野杏南さん、渡辺えりさん (C)のりつけ雅春/小学館 (C)2019 WOWOW
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連続ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ アフロ田中」に出演する(上段左から)夏帆さん、松尾諭さん、白石隼也さん、小澤征悦さん、(下段左から)村川絵梨さん、清水葉月さん、今野杏南さん、渡辺えりさん (C)のりつけ雅春/小学館 (C)2019 WOWOW

 のりつけ雅春さんの人気マンガ「アフロ田中」シリーズを俳優の賀来賢人さん主演で連続ドラマ化した「WOWOWオリジナルドラマ アフロ田中」で、女優の夏帆さんがヒロインのマキを演じることが17日、明らかになった。そのほか、白石隼也さん、村川絵梨さん、松尾諭さん、小澤征悦さん、清水葉月さん、今野杏南さん、渡辺えりさんが出演することも発表され、特報も公開された。

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 白石さんは、賀来さん演じる主人公・田中広と同い年で、純粋だがむっつりスケベなサーファーの高橋役、松尾さんは、田中の同僚でいまだに中学生ノリな困った先輩・西田役、小澤さんは、田中の恋愛の師匠的存在でもあるモテ男・鈴木役、村川さんは、鈴木のことが大好きなちょっと面倒くさい女の子・ナオミ役、清水さんは、マキの師匠的存在で計算高くて恋愛上手なユキ役、今野さんは、サーフィン上手な婦人警官のミワコ役、渡辺さんは、西田がふらりと立ち寄るスナックのママ役で出演する。

 「アフロ田中」シリーズは、埼玉県の架空の町にある立華高校に転校してきたアフロヘアの田中広の日常を描いたギャグマンガ。2002年にマンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で「高校アフロ田中」の連載がスタート。その後、「中退アフロ田中」「上京アフロ田中」「さすらいアフロ田中」「しあわせアフロ田中」とタイトルを変えて連載され、現在は「結婚アフロ田中」が同誌で連載中。コミックスは累計570万部(電子書籍含む)を突破している。12年に松田翔太さん主演で実写映画化されたことも話題になった。ドラマは「上京アフロ田中」を中心に描かれる。

 「WOWOWオリジナルドラマ アフロ田中」は、7月5日からWOWOWプライムで毎週金曜深夜0時に放送。全10話(第1話は無料放送)。

 夏帆さんらキャストのコメントは以下の通り。

 ◇夏帆さんのコメント

 ――「アフロ田中」への出演が決まった際の心境は?

 脚本が面白く、賀来くんが田中を演じるなんて、現場が楽しみ!と思っていました。女子から見ても可愛いマキちゃんを演じるのかと、プレッシャーで胃が痛くなりました。数年ぶりに髪をロングヘアにして、マキちゃんに少しでも近づけるよう頑張りました。

 ――原作の印象や読んだ感想、好きなエピソードは?

 ヒロシとマキのエピソードは全部好きです。原作にあるエピソードをどこまで再現できているか、ぜひ放送を楽しみ にしてください。ラーメンぶっかけてます。

 ――あなたにとって“アフロ”とは?

 最初に賀来くんのアフロ姿を見たときは思わずクスッとしてしまったのですが、撮影が進むにつれてだんだんとカッコよく見えてきて……アフロの可能性を感じているところです。

 ――視聴者へメッセージを。

 田中ことヒロシとマキの不器用でもどかしすぎる恋模様を、ぜひ放送で、皆さんにも温かく見守ってもらえたらな、と思います。

 ◇松尾諭さんのコメント

 ――「アフロ田中」への出演が決まった心境は?

 共演者の方々がほぼ初めての人ばかりだったので、ワクワクとドキドキが混ざったような感じでした。

 ――原作の印象や読んだ感想、好きなエピソードは?

 田中とマキのデートのエピソードはどれも笑えてキュンとして好きです。

 ――あなたにとって“アフロ”とは?

 「反逆と調和」です。

 ――視聴者へメッセージを。

 マンガからそのまま飛び出してきたような原作イメージそのままのおかしな面々がつむぎ出すアフロ田中ワールド、どうぞご堪能ください。

 ◇白石隼也さんのコメント

 ――「アフロ田中」への出演が決まった心境は?

 まずWOWOWのドラマで「アフロ田中」をやるのか、となぜ僕に純真無垢(むく)な童貞・高橋くんの役が回ってきたのか、と二つの驚きがありました。そして、あの田中を賀来くんがやったらきっと面白いだろうなあと。

 ――原作の印象や読んだ感想、好きなエピソードは?

 原作「アフロ田中」は、オトコのしょうもないプライド、隠し持つ変態性、穿(うが)った女性観など男子なら誰しもがあるであろう個所の描かれ方がとても面白いです。ジャスティン・ビーバーには理解できないかもしれないけれども。好きなエピソードは、高橋くんがみんなには内緒でおっぱいパブに通っているくだりです。初めておっぱいと接し、人間としてオトコとして大きくなった、気がしている高橋くんがサイコーでした。

 ――あなたにとって“アフロ”とは?

 特にこれといった思い入れはないです。夏場、蒸れそうだなあ、と。人生に一度はやってみたい気もしますが、やっぱり蒸れそうだし、すぐに飽きそう。アフロの中にあめを入れてみたい願望だけはあります。

 ――視聴者へメッセージを。

 いかに自分の気持ち悪い部分をさらけ出せるか、という一心で撮影に挑みました。笑いのツボは人それぞれですが、楽しんで見てもらえるドラマになっているのではないかと思います。ジャスティン・ビーバーにはきっとハマらないでしょうけど。

 ◇小澤征悦さんのコメント

 ――「アフロ田中」への出演が決まった心境は?

 初めてアフロ田中というタイトルを事務所から聞かされた時、もしかしたらゆる~くダマされてるんじゃないか?と思ったほどでした。が、台本を読んだら声を出して笑うほど面白く、ダマされていないことが分かり、良かったです(笑い)。

 ――原作の印象や読んだ感想、好きなエピソードを。

 原作が面白いのは言うまでもありませんが、今回はやはり台本が非常に精巧に作られてます。全10話の台本の中で、田中の妄想が随所に出てくるのですが、これはまた、本当に男ってこうだよね、ダメだよね、と思わせる描写が、非常に、たまらなく、自分は好きです。

 ――あなたにとって“アフロ”とは?

 自分にとってアフロとは、男の象徴です(意味不明)。

 ――視聴者へメッセージを。

 自分たち俳優部は、一生懸命、真面目にバカを演じました。でも見ていただく方には、もう本当に何も考えず、リラックスして見ていただけたら幸いです。アフロ田中を通じて、男なら、反省と共感と共に、女性なら、男への愛嬌(あいきょう)と、かるーい軽蔑とともに(笑い)、存分にアフロの世界観を味わってください!

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