俳優の鈴木亮平さんが7月10日、TOHOシネマズ六本木(東京都港区)で行われた劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」(松木彩監督、8月1日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。鈴木さんは、同シリーズの連続ドラマ、劇場版第1作では賀来賢人さん演じる音羽尚が“推し”だったが、今作において江口洋介さん演じる「南海MER」の牧志秀実に“推し変”したことを明かした。
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今作には、新たなチーム「南海MER」が登場する。江口さん演じる牧志は、南海MERのチーフドクター候補。鈴木さんは「南海MERは格好いいんです。誰かにほれますので、誰推しになったか、SNSで発信してください。僕は、音羽推しから牧志に変えました」と語った。この発言に“元推し”の音羽を演じる賀来さんが「(推し変を)言わなくてもいいんじゃないですか」と少し不満顔。鈴木さんに「すねてます?」と聞かれた賀来さんが「すねてないです」と返す一幕もあった。
イベントには、鈴木さん、賀来さん、江口さん、菜々緒さん、高杉真宙さん、生見愛瑠さん、宮澤エマさん、、石田ゆり子さん、松木監督も登場した。
同作は、劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2023年)の続編。沖縄・鹿児島にまたがる広大な海が舞台。鹿児島と沖縄にまたがる海に浮かぶ島々を巡る南海MERが誕生し、TOKYO MERのチーフドクター・喜多見(鈴木さん)、看護師の蔵前(菜々緒さん)が出向することになる。ある日、とある火山島で大規模な噴火が発生し、全島民79人が命の危機に陥る。新しいMERメンバーたちは、全ての命を救うべく史上最大のミッションに挑む……というストーリー。南海MERのメンバーを江口さん、高杉さん、生見さん、宮澤さんが演じ、テレビシリーズ、劇場版第1作に続き、賀来さん、石田さんも出演する。
「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は、都知事の命で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチームを描いた本格医療ドラマ。連続ドラマが2021年7月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送され、最終話の世帯平均視聴率は19.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)記録するなど話題となった。劇場版第1作は、2023年4月に公開され、興行収入が約45億3000万円を記録するなどヒットした。
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