いだてん:第19回「箱根駅伝」 今や正月の風物詩…誕生秘話とは? 四三のオリンピック熱も再び!

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第19回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第19回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第19回「箱根駅伝」が19日に放送される(NHK総合で日曜午後8時ほか)。今では正月の風物詩となった箱根駅伝の誕生秘話が描かれる。さらに、ストックホルムから8年ぶりとなるオリンピックが開催されることを知らされ、四三(中村勘九郎さん)は再び、あの大舞台で走ることを目指すが……。

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 フランスから治五郎(役所広司さん)の元に届いた手紙には、ストックホルムから8年ぶりにアントワープオリンピックが開催されるというニュースが書かれていた。新しい「箱根駅伝」の構想に力を注ぐ四三だったが、やはりオリンピック開催こそ待ち望んだもの。遠い熊本で離れて子育てに励むスヤ(綾瀬はるかさん)を訪ね、次こそ金メダルをとって引退し、家族と暮らす約束をする。

 しかし、前回死亡者を出したマラソンがアントワープ大会の正式種目に含まれていないことが判明。そこで治五郎は、「箱根駅伝」が大盛り上がりを見せる中、フランスのクーベルタンにマラソンの復活を訴える。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、リレー形式で主演のバトンをつなぐ。

 第18回は、四三の妻・スヤの妊娠が明らかになる。英国留学から帰国した二階堂トクヨ(寺島しのぶさん)は、女性が自由に体を動かせる「チュニック」と「ダンス」を持ち帰り、シマ(杉咲花さん)らは目を輝かせる。一方、孝蔵(森山未來さん)は、美川(勝地涼さん)と小梅(橋本愛さん)の起こしたトラブルに巻き込まれてさんざんな状況に。腐りそうな孝蔵を親友の清さん(峯田和伸さん)が激励し……という展開だった。

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