Run Girls,Run!:夢は令和を代表する声優ユニット 5枚目シングルで成長も

5枚目のシングル「ダイヤモンドスマイル」を29日に発売する「Run Girls,Run!」
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5枚目のシングル「ダイヤモンドスマイル」を29日に発売する「Run Girls,Run!」

 3人組声優ユニット「Run Girls,Run!(RGR)」の5枚目のシングル「ダイヤモンドスマイル」が29日発売される。タイトル曲は、メンバー3人が声優として出演するテレビアニメ「キラッとプリ☆チャン」シーズン2のオープニングテーマ。今年、結成2周年を迎えるユニットの成長も感じさせる楽曲。メンバーの林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さんに、新曲の魅力、令和時代の活動への意気込みを聞いた。

ウナギノボリ

 ◇「超えてみせるから」と言い切る格好よさ

 ――新曲の聴きどころは?

 林さん 熱くて、皆さんと一緒に盛り上がることができる曲です。一度、サビで盛り上がって、もう一度盛り上がるところがあるんです。そこが、すごくいいんです。振り付けには、メンバーがステージを走り回るところもあります。私たち自身も走っていて楽しいんです。歌詞は、私たちが成長した!というストーリー性もあります。「超えてみせるから」と言い切るところがすごく格好いいんです。今までの楽曲は「一緒に上っていこう」「追いつきたい」というような歌詞が多かったのですが、2周年を迎えるにあたって「頼もしくなって!」と言われているような感じもします。

 森嶋さん 歌っていても元気になれる曲です。しっかり気持ちを込めて歌ったので、伝わるとうれしいですね。「プリ☆チャン」の世界観が詰まっていて、そういうところもお気に入りです。

 厚木さん 「プリティー」シリーズ(「キラッとプリ☆チャン」「プリパラ」など女児向け作品のシリーズ)の主題歌なので、女の子の背中を押すようなところがあります。私もRGRのオーディション前に「プリティー」シリーズの楽曲を聴いて、オーディションに臨んだことがありました。ここぞ!という頑張り時に聴いてもらえるような応援歌になればうれしいです。

 ――走り回る振り付けは難しい?

 林さん フォーメーション移動が難しいです。ポーズのまま止まるところもあって、難しいところがあります。

 厚木さん 技術的難しさですね。

 林さん 動き回る曲は勢いで踊ることもあるのですが、、止まってキレイに見せるのが難しいんです。

 森嶋さん ライブでもキレイに見えるようにしていきたいですね。

 ◇厚木那奈美は実は足が速い! メンバーも知らなかった特技

 ――ミュージックビデオや新衣装の見どころも教えてください。

 林さん 衣装は初めてのジャケットスタイルで、少し大人っぽいですね。

 森嶋さん ダイヤモンドのモチーフもデザインされています。

 厚木さん すごくキラキラしています。衣装に負けないように着こなしたいです。

 森嶋さん MVではついに走りました! 撮影は朝一でみんなで走ったんです。

 厚木さん (走るという意味もある)「Run Girls,Run!」なのに、実はランニングのトレーニングをやっていなくて、ユニットとして初めて走りました。

 ――足が速いメンバーは?

 林さん 短距離だったらもっちー(森嶋さん)かな?

 森嶋さん 陸上競技をしていたので! ただ、今は……。

 林さん 私は運動が苦手。球技と水泳が全然ダメなんです。長距離は得意でした。小学校の時、吹奏楽部と陸上部を兼部していました。

 厚木さん 私は体育の成績は3でした。今は全然ダメですが、体育でリレーの選手に選ばれたことがあるんですよ。クラスで一番速くて。

 森嶋さん えっ!? 初めて聞いたんですけど!

 厚木さん 部活は入っていなかったんですけどね。家に帰ってアニメを見たかったので、帰宅部でした。

 ◇「プリ☆チャン」で成長は…

 ――「キラッとプリ☆チャン」は放送2年目に突入しました。成長を感じることはありますか?

 林さん 緊張するようになりました。私は今まで緊張しないタイプだったんです。ステージが楽しいから、緊張することを知らなくて……。「プリ☆チャン」のイベントで先輩と一緒にステージに立たせていただき、すごく緊張して泣いたことがあったんです。それまでは泣くこともあまりなかったんです。今までは、自分が楽しいことを優先していたけど、責任感が生まれてきたのかもしれません。(林さんが演じる桃山)みらいは、ひたむきに頑張る子、私も頑張らないと!と思っています。(萌黄)えもちゃん役の久保田さんから「頼れるようになった」と言っていただけたこともうれしかったです。久保田さんには助けられて、引っ張っていただいてばかりなのですが……。

 森嶋さん 私はステージで、緊張して、ありのままの自分を出せないこともあったんです。心から純粋にパフォーマンスを楽しんでいる(紫藤)めるを演じていると、私も元気になり、楽しまないと!と思うようになりました。私が楽しまないと、応援してくださる皆さんも楽しめないですよね。キャラクターから学んだことも多いんです。ポジティブになれました。

 厚木さん 1年前は緊張し過ぎて、現場などいろいろなところで泣いてしまうことも多かったんです。最近、泣いていません! 元々、内向的で人前に出るのも得意ではなかったのですが、メンバーやスタッフ、ファンの皆さんに支えられて、ポジティブになれました。

 林さん 最近、私もあっちゃん(厚木さん)に励まされることがあるんだよね。

 ――8月4日には渋谷クラブクアトロ(東京都渋谷区)で結成2周年を記念したライブ「Run Girls,Run!2nd Anniversary LIVE 1.2.3ジャンプ!!!」が開催されます。意気込みを教えてください。

 厚木さん 2周年、あっという間ですね!

 林さん 今、ライブの内容をいろいろ考えています。リーダー(森嶋さん)から「パーティーみたいにしたい!」という意見を出してもらいました。ファンの皆さんと距離が縮まるようなイベントにしたいです。

 森嶋さん 改めてよろしくお願いいたします!という気持ちもありますが、硬くならず、勢いも見ていただきたいです。盛り上がる楽曲も詰め込んでいきたいですね。

 ――平成が終わり、令和になりました。RGRとして令和はどんな時代にしたいですか?

 林さん 「ダイヤモンドスマイル」などが令和のアニソントップ10に入ったり、令和を代表する声優ユニットになりたいです! 壮大ですね。

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