ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーが原案の劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(山崎貴総監督、8月2日公開)に声優として出演するリュカ役の佐藤健さん、ビアンカ役の有村架純さん、フローラ役の波瑠さん、パパス役の山田孝之さんのコメントが、27日の「ドラゴンクエストの日」にちなんで発表された。同時に、リュカ、ビアンカ、フローラ、パパスの最新場面写真が公開され、ワールドプレミアが7月16日に東京・TOHOシネマズ六本木で行われることも決定した。
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「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、「ドラゴンクエスト」シリーズ初の3DCGアニメ。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0(ゼロ)」などで知られる山崎さんが総監督、脚本を担当し、八木竜一さんと花房真さんが監督を担当。「ドラクエ」の“生みの親”堀井雄二さんが原作・監修を務め、シリーズの音楽を手がけてきたすぎやまこういちさんの楽曲を使用する。声優としてケンドーコバヤシさん、安田顕さん、古田新太さん、松尾スズキさん、山寺宏一さん、井浦新さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さんらが出演する。
劇場版アニメは、全キャストが、せりふを先に収録して、その声に合わせて口の形やキャラクターの表情などを作画する「プレスコ形式」で録音を行い、2年前は全くアニメーションができていない状態で声を当てた。このほど、出来上がったアニメーションに合わせて追加のアフレコが行われたという。
・佐藤健さん
アフレコは難しいので苦労しましたが、直前にラッシュ映像を観せていただいて臨めたのでやりやすかったです。何より作品が本当に素晴らしいので、楽しく出来ました。2年前にプレスコした時にはリュカというキャラクターを掴(つか)むまでに時間がかかりましたが、今回は自分の中にまだリュカが残っていたので割とスムーズに出来たと思います。
原案となった『ドラゴンクエストⅤ』の良いところは、時間が流れていくところだと思うんです。リュカの人生を長い時間をかけて描いている作品なので、リュカの成長がこの映画の中で見せられたらいいなという思いがありました。
ゲームの醍醐味の一つである、どちらを花嫁に選ぶのかという部分を、「こう来たか!」という描き方をしているので是非注目して観て頂きたいです。映画を観て、また“花嫁論争”が繰り広げられる予感がしています。
・有村架純さん
とても緊張しました。台本を読み返してみて、どんな声だったか覚えているかな?と思いながら現場に来ましたが、やはりなかなかビアンカの感じを掴むのに時間がかかりました。けれどアフレコしていくうちにどんどん戻ってきました。プレスコした頃は絵がなかったので、絵と合わさった物を観てみると、「もう少しこうした方が良かったかな?」と思う部分もあったので、もう一度声を入れさせてもらったりもして、プラスアルファで必要なものを付けていけたかなと思っています。
ビアンカは、リュカの一歩先に行って手を引っ張っているような印象を受けたので、そこを意識して演じました。
実際に出来上がった絵を観ると、物凄く迫力があって、壮大なアニメーションになっているので、アフレコしている時にモニターを観ているだけでこちらも息が上がるような感覚がありました。早く劇場で完成した作品を観たいです。
・波瑠さん
2年前にプレスコした時には絵がなかったのですが、映像が出来上がった物を見せていただき、自分が演じたシーンを全部録り直させてもらいたいという気持ちがあります(笑)。
フローラは可憐な女性で、その中で溌剌(はつらつ)とした部分と品の良い部分の両立が改めて難しいなと思いました。改めてアフレコしてみて思ったことは色々とあるんですけど、普段演じているお仕事以上に、こういう作品だと自分の声というのは本当にごく一部なんだなと思いました。キャラクターの表情や感情に出来る限り沿いたいと思いましたが、やはり難しかったですね。
出来上がった絵を観て、本当に凄いと思いました。凄く繊細ですし、迫力もあって、スクリーンで観るのが凄く楽しみです。
・山田孝之さん
僕の中でも幼少期に思い描いていた“パパス像”というものがありまして、凄く渋くて大人だと思っていたので、そう考えると自分はまだまだ未熟なんじゃないか、自分に出来るのだろうかと思いました。
自分が子供の頃に実際にゲームをプレイしていた時、パパスのラストシーンが凄く悲しかったです。なので、最初にパパス役と聞いた時は嬉しかったのですが、偉大で、強くて、とても頼りがいのあるお父さんが自分の目の前でいなくなってしまう、その感動を与えなくてはいけないということと、ここから物語が一気に加速していくのでプレッシャーが大きかったです。
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