人気特撮映画シリーズ「ゴジラ」のハリウッドリメーク版「GODZILLA ゴジラ」の続編「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(マイケル・ドハティ監督、5月31日公開)の日本語吹き替え版に声優として出演している女優の木村佳乃さん。劇中ではベラ・ファーミガさん演じる、物語の行方を左右する主要なキャラクターのエマ・ラッセル博士の声を担当している。思春期の娘を持ち、自分の信念を貫くエマを演じた木村さんに、エマと同じく子供を持つ母親としての思いや吹き替えのエピソード、「ゴジラ」シリーズへの思いなどを聞いた。
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映画は、前作「GODZILLA ゴジラ」の5年後を舞台に、復活した神話時代のモスラ、ラドン、キングギドラらの怪獣たちとゴジラとの戦いと、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようとする特務機関モナークの活躍を描いている。カイル・チャンドラーさん演じる科学者マーク・ラッセルの声を俳優の田中圭さん、ミリー・ボビー・ブラウンさん演じるエマの娘マディソンの声を女優の芦田愛菜さんが演じている。
前作のハリウッド大作「GODZILLA ゴジラ」の公開から5年。木村さんはオファーを受けて、「ハリウッドで続編が作られるということですごくうれしかったし、その吹き替え版に関われることができてとても喜んだ」と当時の心境を明かす。
声を演じるエマは元「特務機関モナーク」の幹部の純古生物学者で、物語の鍵を握る重要なキャラクターだ。木村さんはエマを演じるファーミガさんのシーンを何度も見て吹き替えに備えたといい、「彼女がどんな声のトーンでどんなふうに演じたのか、何回も見て、声の感じやトーンを合わせていく作業をしました」と語り、「ファーミガさんが演じた博士に近い雰囲気を日本語で出せるように、彼女の表情や声の出し方を研究した、という感じですね」と振り返る。
洋画の吹き替え版への出演は「パディントン」(2016年)や「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(18年)など多数の作品で経験があり、「吹き替えの難しさには、意外と慣れているかもしれません」と木村さん。練習用のDVDではゴジラら怪獣のシーンは見られなかったため、吹き替え本番では「全部が見られる映像だったので、吹き替えの前後の怪獣シーンにキャーキャーと興奮していました」と笑顔で語る。特に翼獣ラドンがお気に入りだといい、「カッコよかったです。空も飛べるし、火にも強いし」と楽しそうに話す。
声を演じたエマは、学者であると同時に、マディソンという娘を持つ母親。自身も2人の娘がいる木村さんは、エマの「『子供を守りたい』という母の気持ち」に共感するところがあったという。では、劇中のエマにとってのマディソンのように、木村さん自身を支えるものはなんだろうか。そう聞いてみると「やっぱり家族の存在であったり、普段一緒に仕事しているスタッフですね」と目を細める。
そんな木村さんに今作の見どころを聞くと、「やっぱり、カッコいい怪獣たちのものすごいバトル」と即答。続けて「家族の物語が主軸になっていて、いろんな層の方に楽しんでいただけるエピソードが入っていると思います」と太鼓判を押す。ちなみに、「ゴジラ」シリーズへの思いを聞くと、話題を呼んだ16年公開の映画「シン・ゴジラ」にハマったといい「すごく面白くて、何回も見ました」と明かした。
女優としては17年に放送されたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」でヒロイン・みね子(有村架純さん)の母の美代子役を演じたほか、今年3月に終了した連続ドラマ「後妻業」(関西テレビ・フジテレビ系)では男をたぶらかす天才、武内小夜子役で主演を務めるなど、さまざまな役柄で存在感を発揮している木村さん。「監督やプロデューサー、脚本家の方に、こういう役を木村佳乃に演じさせたい、と思っていただけることは、本当にありがたいこと」と思いを明かす。
そんな多くの作品に出演している木村さんに、仕事を選ぶ基準を聞くと「直感」と即答。「難しそうな役だなと思っても、『えいっ』とチャレンジするようにしています」と木村さん。直感を信じて、自身に限界を作らずに飛び込んでいく姿勢が現在の活躍につながっているのかもしれない。「自分で自分を止めるとそこで止まってしまいますから、なるべくなんでもチャレンジできる精神状態でありたいなと思っています」と目を輝かせる。
これまでも、数々の仕事に“挑戦”してきた木村さん。挑戦し続ける女優人生か?と聞くと、にっこりと「そうですね」とうなずき、「自分の考え次第でどんどんいろんな役にチャレンジできるし、自分を止めるのは自分でしかない、と思っています」と前向きに語った。
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