フジテレビ:新社長、父親は遠藤周作 好きな本は「著者忘れてしまったんですけど『沈黙』」

フジテレビの新社長に内定した同社の遠藤龍之介専務
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フジテレビの新社長に内定した同社の遠藤龍之介専務

 フジテレビの次期社長に内定した遠藤龍之介専務が6月7日、東京・台場の同局で行われた会見に出席した。父親は小説家の遠藤周作という遠藤専務。社長就任をどう報告するかと聞かれ、「何を言ってもストレートに返してくれない人で、皮肉や笑いで返されると思う。ただ、彼は弱き者の視点に立ち、人のおごりを憎む人なので、私に聖書の言葉『ローマ人への手紙』(ローマの信徒への手紙)を引用し、真面目にアドバイスしてくれると思う」と語った。

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 また、好きな本はあるかと聞かれた遠藤専務は、「著者は忘れてしまったんですけど、(遠藤周作著の)『沈黙』という小説です」と冗談を飛ばしていた。

 この日は、フジ・メディア・ホールディングスの次期社長に内定した同社の金光修専務も出席した。金光専務、遠藤専務ともに、26日の定時株主総会及び取締役会を経て正式に社長に決定する。

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