メガドライブミニ:若手記者がおもちゃショーで初体験 「一面で殺す」難しさが新鮮

「東京おもちゃショー2019」でセガトイズのブースに展示された「メガドライブミニ」(右)
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「東京おもちゃショー2019」でセガトイズのブースに展示された「メガドライブミニ」(右)

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2019」(日本玩具協会主催)のセガトイズブースで、1990年代を中心に人気を集めたセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)の家庭用ゲーム機の復刻版「メガドライブミニ」が全42タイトルを収録した状態でお披露目された。同社のブースでは、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」「大魔界村」などのゲームを体験できる。メガドライブをプレーしたことがない記者が実際に体験してみた。

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 担当者は「グラフィックはもちろん、昔のゲームならではの『一面からプレーヤーを殺してくる難しさ』をそのまま楽しめます。当時のメガドライブを知っている世代には懐かしく、若い世代には新鮮な感覚で楽しんでいただけるのではないでしょうか」と話してくれた。果たしてどんな難しさなのか……。

 そもそも、まず、戸惑ったのがコントローラーだ。スタートボタンの場所が分からず、ゲームが開始できず、担当者に教えてもらうことに。気を取り直して難易度が高いという「大魔界村」を初めてプレーしてみたところ、1分も立たないうちにゲームオーバー……。何度かプレーすると、少しずつではあるが、敵を倒して、前に進めるようにもなった。最初が即死だっただけに、微妙な進歩でもうれしい。

 今のゲームとは違って、プレーヤーに優しくないが、もっとやりこんでうまくなりたいと思わせてくれる楽しさがあった。ちなみに、“メガドラ世代”の先輩記者も「大魔界村」をプレーしていたが、やっぱり即死していた。

 海外でも人気の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」もプレー。こちらは比較的、初心者向けなのだろうか、初プレーで1面をクリアできた。爽快感があり、これが伝説のゲームなのか……と感動もあった。

 “メガドラ世代”ではないが、懐かしさを感じたし、新鮮さもあった。42タイトルも収録されているということで、やりこみたくなった。“メガドラ世代”の先輩記者は、遠い少年時代を思い出していたようだったので、そっとしておいた。

 「メガドライブミニ」は、メガドライブの約4分の1のサイズになった復刻ゲーム機。セガゲームスは2001年の「ドリームキャスト」を最後に、家庭用ゲーム機の事業から撤退しており、約18年ぶりの再参入となる。9月19日に発売。価格は6980円(税抜き)。

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