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ラジエーションハウス:窪田正孝の“ベストチーム” 好調の裏にキャストの良好関係 鈴木雅之監督の演出も奏功

テレビ
窪田正孝さんが主演を務める“月9”ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の窪田正孝さん主演の“月9”ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第10話までの期間平均視聴率が2桁キープと好調だ。放射線技師や放射線科医ら“ラジハチーム”の面々が協力し合い、患者の命を救っていく活躍を描き、「ショムニ」シリーズ、「HERO」シリーズなどのヒット作を手がけてきた鈴木雅之監督がメインで演出を担当している。SNSで「最高のチーム!」「すてきなチームワーク!」と、視聴者が絶賛するラジハチームの裏にある、キャストの良好関係と鈴木監督の演出とは……。

 ◇座長・窪田と共演経験があるキャストで布陣 撮影現場の盛り上がりが画面に

 原作は、マンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の横幕智裕さん作、モリタイシさん画の「ラジエーションハウス」。病院の放射線科「ラジエーションハウス」を舞台に、CTやMRIで病気を撮像する天才診療放射線技師の五十嵐唯織(窪田さん)が、画像を読影し診断を主治医に伝える放射線科医の甘春杏(本田翼さん)に片思いする姿が縦軸。

 プロデューサーは、「ラスト・シンデレラ」「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」「隣の家族は青く見える」(全てフジテレビ系)などを手がけた中野利幸さん。中野さんは、原作で五十嵐唯織を見た時に「窪田正孝だ」と直感したという。鈴木監督らと相談し、窪田さん中心のチーム作りのために、原作を読みながら「この人にやってほしい」と劇画先行でキャスティングしていったという。くしくも、座長の窪田さんと共演経験のあるキャストが多く集まる形となり「ベスト」の布陣になったと力説していた。

 「ラジエーションハウス」のメンバーは、唯織のほか、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一さん)を筆頭に、黒羽たまき(山口紗弥加さん)、威能圭(丸山智己さん)、悠木倫(矢野聖人さん)、軒下吾郎(浜野謙太さん)、広瀬裕乃(広瀬アリスさん)。

 ドラマの会見で、窪田さんは撮影現場について「ものまねを始めたり、踊ったり、(撮影開始から)1カ月くらいしかたっていないのに、1年ぐらいやってきた『チーム感』があります」と、仲の良さを伝えるほど。本田さんも、会見で窪田さんと口をそろえて、現場の盛り上がりぶりを語った。広瀬さんはインタビューで「とにかく仲が良くて明るい現場。そういう部分が映像にも出ていると思います」と話していた。

 キャストの良好な関係が良いチームワークを生み出し、劇中でも、命の危機に瀕した患者や病気に苦しめられている人を救うために奮闘するチームの関係性につながっているのだ。

 ◇「全員を均等に描く」が鈴木監督のモットー 「チーム感」を際立たせる演出も

 ラジハチームには、天才診療放射線技師の唯織のほか、小野寺、たまきという熟練メンバー、死亡時画像診断のスペシャリストの威能、画像診断装置で患者の体の中を透かして見ながら治療する「IVR」を熱心に勉強し続けてきた悠木、実は高い能力を持っている軒下ら、それぞれが強い個性を放っているキャラクターの集合体だ。協調性が低いところはあるが、検査には真摯(しんし)な態度で臨み、必ず患者に寄り添う姿を見せている。

 「HERO」「ショムニ」など、チーム作品のヒットを生み出してきた鈴木監督は、インタビューで、チーム作品を手がける時に「全員を均等に描く」ことを大切にしていると話しながら、今作は「1人を中心にしたチームではなく、個性を持ったキャラクター全員が同じ方に向かって歩いているチームに見えるようにしたかった」と力を込めていた。

 一方で、小野寺とたまき、小野寺と広瀬、軒下と広瀬など、チーム内のキャラクター2~3人に焦点を当てた描写を意図的に挟み込むことで、チーム全体がより良く見えるように、キャラクターと物語に深みを持たせる演出もしているのだという。SNSでも小野寺とたまきの「やり取り面白い!」、軒下と広瀬に「笑っちゃう!」といった声が上がっている。患者の病気を究明するストーリー以外に、ドラマを楽しく見られるポイントが多いのも、人気の一つの要因になっている。

 中野さんは、原作の実写化にあたり「視聴者の大半は縁の下のヒーローたちだと思うので、多くの方たちに共感してもらえるはず」とも語っていた。窪田さんを中心に集まった俳優陣たちの良好な関係と、一人一人の個性を放つキャラクターたちが集まったチームをより良く感じさせる演出が、縁の下のヒーローを視聴者に共感させ、楽しませている大きな要因となっているのだろう。

 「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は17日の第11話で最終回を迎える。ラジハチームが杏の父で甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太さん)の病気の原因を究明する……という展開。チームが最後にどんな活躍をするのか、期待だ。

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