武田玲奈:モーションキャプチャー初体験「アニメ好きなのでうれしい」 挑戦したい役は?

アニメ「ビジネスフィッシュ」で声優を務める武田玲奈さん
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アニメ「ビジネスフィッシュ」で声優を務める武田玲奈さん

 テレビアニメ「ビジネスフィッシュ」(TOKYO MX、BS11ほか)が、7月7日からスタートする。昭和中期に植木等さん主演のサラリーマン映画「ニッポン無責任時代」「ニッポン無責任野郎」などを製作した東宝がキャラクター開発のクオンと共同で生み出した「体は人間、頭は魚、職業はサラリーマン」というキャラクター、魚脇タイが主人公。全編モーションキャプチャーで制作されている。魚脇タイと高校時代の同級生というヒロイン、乙姫舞の声や動きを担当した女優の武田玲奈さんに聞いた。

 ◇初体験に苦戦

 笑ったり、驚いたり……とキャラクターが多彩な表情を見せる今作だが、細かい表情を作るため、武田さんは初めてモーションキャプチャーを経験したという。動きに制限がある中、「コメディーだったので楽しくできればと思っていましたが、難しいなあ……と思いながら撮影していました」と心境を明かし、「動きに気をつけつつ、あまり考えすぎないように……というか、やっぱりコメディーなので楽しく撮影を、とは思っていました」という。

 武田さん演じる乙姫舞は「アパレルメーカーで広報をしている美人のステキ女子」という役どころだが、「最初はアイドル的な可愛い系(のキャラクター)と思ったのですが、監督から『イケてるふうのイマドキっぽい子の方がいい』という提案があって」といい、“イマドキ”感を出すため、「しゃべり方とか立ち居振る舞いなどに気をつけました」と話す。

 撮影前に「アニメは好きなものの一つなので、自分がアニメに関わるのはうれしい」と感じていた武田さんは、実際に完成したアニメを見て、「自分の動きに合わせてアニメのキャラが動いたり、(乙姫の)髪の毛のハートの部分がフラフラ動いていたりして面白いなって思いました」と笑顔を見せる。

 ◇可愛い女の子キャラクターが出るアニメが好き

 公式プロフィールの趣味に「アニメ鑑賞」と載せている武田さん。「(2019年4月期のテレビアニメ)『盾の勇者の成り上がり』と『賢者の孫』を見ていた」といい、「アニメから入ることが多く、アニメを好きになってマンガとか原作やグッズも買ったりします」とアニメ好きな一面をのぞかせる。

 見るアニメを決めるのは、「可愛い女の子(キャラクター)が好きなので、お気に入りのキャラクターがいるものとか、『これ面白いよ』って友達から言われたものとかですね」という。

 ◇内気な役が多い 今後やってみたい役は?

 主人公の魚脇タイや伊勢えびから魚介類の顔をした人物が社会に溶け込んでいる独特の世界観が魅力の一つ。「(キャラクターを)初めて見たときも台本も読んだときも、シュールで面白いなと思いました。作品の中では普通にいる存在として認識されているけど、ちょっと魚っぽいところもあって面白い」と話し、「この(シュールな)面白さが表現できればなと思っていました」と振り返る。

 働き方改革などが話題になる昨今、今作もサラリーマンが主役だが、武田さんにとって、「仕事」や「働く」とはどういうものなのか。「好きなことを仕事にできているので、それはすごくうれしいこと」と前置きし、「(仕事では)いろいろと経験していないことへのチャレンジが多く、悩む面もありますけど、日々チャレンジして、日々吸収して、勉強ですね」と語る。

 今後やってみたい役を聞くと、「やったことないものはやりたいと思っていて。最近は内気でいじめられ側の役をやることが多いので、スクールカースト上位的な、強い女の子とかもやってみたい」という。

 そんな武田さんに、もし女優をやっていなかったら……と聞いてみたところ、「現実的に考えたら、パソコンが得意だったので事務かな」と堅実的な答えが返ってきた。さらに「条件なしで何でもやっていいと言われたら?」と聞くと、「トリマーをやってみたい。動物が好きなので、動物に関わる仕事がしたいですね」と笑顔を見せた。

 アニメ「ビジネスフィッシュ」の出演は、魚脇タイ役に永岡卓也さん、海野ぶどう役に落合モトキさん、蛸山八男役に竹井亮介さん、伊勢えびか役に藤井武美さん、浅瀬課長役に大津尋葵さん、磯野もずく役に白石優愛さん、IKAちゃん役に小野賢章さん。エンディング振り付けとダンスは「s**t kingz(シットキングス)」が担当した。TOKYO MX、BS11で7月7日から毎週日曜深夜0時に放送。動画配信サービス「Hulu」でも同日から第1話のほか、第2話が先行配信される。

 (取材・文・撮影:遠藤政樹)

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