ヨーロッパ企画：出演メンバー8人が「つるさんかめさん～ニッポン算額探訪～」収録の思い出語る

　WOWOWの旅番組「つるさんかめさん～ニッポン算額探訪～」が7月13日から毎週土曜午後1時にWOWOWプライムで放送される（全6回、第1回は無料放送）。番組では、京都を拠点に活動する演劇集団「ヨーロッパ企画」のメンバーがそれぞれ、京都、長野、宮城、奈良、愛知、東京の神社仏閣を訪れ、額や絵馬に記された「算額」の問題に挑む。さらに神社仏閣近隣の史跡や景勝地も紹介する。出演した「ヨーロッパ企画」のメンバー8人に、 それぞれの出演回の見どころや収録の感想などを聞いた。

ウナギノボリ

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　◇「＃1 京都・北野天満宮」（キャスト：酒井善史さん）

　――算額・和算について。

　算額の問題は、高校生ぐらいで習う図形問題のようで、解けそうなんですけど、意外と難しいという印象でした。意外と学校で習わない、クイズのようなアプローチの方が向いてるんだなあ、というような感じでやらせていただきました。ああいう問題がいっぱいある、というのは面白いな、と思っております。

　――出演回の見どころは？

　京都の北野天満宮を巡らせていただいたのですが、僕が子どもの時から慣れ親しんだ場所をくまなく紹介させていただいているので、そこを見ていただけたらな、と思っております。

　◇「＃2 長野・信州善光寺」（キャスト：中川晴樹さん）

　――算額について。

　算額があること自体知らなかったです。 実際に解いてみたら、難しくて。とにかく難しかったという感じです。いろいろとヒントをもらいながら解いていった感じです。

　――収録を終えて……。

　善光寺は何度か行ったことがあったのですが、資料館には初めて行きました。とてもいい場所だなと思いました。ぜひとも行ってみてください！

　◇「＃3 宮城・鹽竈神社（しおがまじんじゃ）」（キャスト：本多力さん）

　――算額を見た感想は？

　算額という存在は全然知りませんでした。昔からあのような問題があるということにびっくりして。なかなか解けなかったんですけど、昔習ったことを総動員して、何とか算額に近づけたかなと思います。

　――出演回の見どころは？

　宮城県の鹽竈神社というところに行ったんですけど。いぼをとれる、という井戸があったんです。果たしていぼが取れたのか？！　取れなかったのか？！　あ、本編では分からないですね（笑い）。 （いぼは）取れなかったんですけど（笑い）。

　あともう一つ……。たぶん全6話の中で一番ディレクターさんがご出演されている回だと思います（笑い）。一人旅だったんですけど、2人旅のような気分になりました。ぜひご覧ください。

◇「＃4 奈良・虚空蔵山　弘仁寺（こくぞうさん こうにんじ）」（キャスト：石田剛太さん、土佐和成さん）

　――出演回の算額について。

　石田さん：この回の算額の見どころは、桁の大きさですね。

　土佐さん：見ていただくときは、電卓を持って見ていただきたいですね。

　石田さん：本当は算木を使ってもらいたいですね。今回、算木というもの自体も、使い方も初めて知ったんです。桁違いのスケールということで！（笑い）

　――出演回の見どころは？

　石田さん：算額を通して2人の関係性が変わっていくところでしょうか。

　土佐さん：全話の中で一番ストーリーがしっかりしているところです。「青春和算ムービー」ですね。

　石田さん：他のストーリー、まだ知らないでしょ（笑い）！　でも、小説になってもいい感じで。

　土佐さん：ハンカチを準備して見ていただきたいです。

　◇「＃5 愛知・引馬神社（ひくまじんじゃ）」（キャスト：角田貴志さん、永野宗典さん）

　――出演回の算額を見どころは？

　永野さん：やはり美しさでしょうか。

　角田さん：カラフルで。問題自体もとてもよかったですよね。方程式を使って……パズルが一個一個はまっていく感じで快感でしたね。

　――出演回の見どころは？

　永野さん：夢半ばにして挫折したマンガ家を目指す2人のストーリーなんですけれども。

　角田さん：和算によって、2人の物語が動き出す瞬間、というのが見どころですかね。ぜひご覧ください。

　◇「＃6 東京・金王八幡宮（こんのうはちまんぐう）」（キャスト：諏訪雅さん）

　――算額・和算については？

　算額、和算というものは全く知らなかったです。でも、問題を見たら、意外と面白くて。パズルのように取り組める問題で、問題を解いているときが、ロケの中で一番興奮しました。

　――ご出演回の見どころは？

　渋谷の金王八幡宮に行ったんですけど。渋谷にあのようなスポットがあることにまず驚きました。そして、さらにその中に算額があることにも驚きました。今後の寺社仏閣のまわり方が変わるんではないかという体験でした。皆さんにもぜひご覧いただきたいです。