女優の上野樹里さんが主演するフジテレビの“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第2話が7月15日、15分拡大版で放送される。同話の予告映像には「真夏の屋外で凍死?」「深まりゆく“遺体の謎”」というテロップなどが収められており、上野さん扮(ふん)する新米法医学者の万木朝顔と父で刑事の万木平(時任三郎さん)が、気温30度以上もあった暑さの中で、なぜか凍死していた男性の死因を探る。同話から志田未来さん演じるアルバイト希望の医学部生・安岡光子が登場する。
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安岡は、時給目当てで興雲大学・法医学教室のアルバイトに応募しただけで、法医学には何の興味もなく、周りの空気を読まずに思ったことをすぐ口にする。主任教授の夏目茶子(山口智子さん)は、そんな光子を気に入り、採用を即決する。
同じ頃、野毛山署強行犯係の平と桑原真也(風間俊介さん)は、繁華街の路地裏でスーツ姿の男性の死体が発見されたという知らせを受け、現場に急行。男は、財布やスマートフォンなど、身元の手掛かりになるものは何も所持していなかった。検視官の伊東純(三宅弘城さん)は、熱中症による急性心不全の可能性に言及しながらも、司法解剖をしてもらった方がいいと告げる。平は、桑原に、遺体と一緒に興雲大学の法医学教室へと向かうよう指示すると、現場周辺の捜査を始める。
連絡を受けた茶子は、藤堂雅史(板尾創路さん)に解剖の執刀を頼み、朝顔にもサポートをするよう指示する。ほどなく、遺体が運びこまれ、丁寧に調べていく藤堂と朝顔。やがて、この男性が気温30度以上もあった暑さの中で、なぜか凍死していたことが分かる……というストーリー。
ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。東日本大震災で母が行方不明となった新米法医学者の万木朝顔と、朝顔の父でベテラン刑事の平が各話で、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人たちの心を救っていく様をハートフルに描くヒューマンドラマ。
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