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MD松尾のゲームヒットランキング:19年6月は引き続き苦戦 原因はPS4のタイトル不足

ゲーム

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーが毎月のTSUTAYAでのソフト販売ランキングを基に市場の動向を振り返る。

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 2019年の6月は、前年割れの結果に終わったものの、5月ほどひどくはありませんでした。前年割れの原因はPS4のタイトル不足が大きかったとみています。昨年と比べるとPSVitaと3DSの市場がほぼなくなったわけですが、その穴埋めができていません。ニンテンドースイッチはまずまず良かったのですが、PS4は昨年の「Fate/EXTELLA LINK」(マーベラス)にあたるタイトルがなく、この分が純減している印象ですね。

 ソフト部門のトップは「妖怪ウォッチ4」(NS、レベルファイブ)でした。シリーズ初のスイッチタイトルとなりましたが、3DSの「バスターズ2」(同)を上回る初動で良かったのではないでしょうか。シリーズのコアファンを中心にスイッチ本体も売れており、ロングセラータイトルとしても期待しています。

 月末に発売された「スーパーマリオメーカー2」(NS、任天堂)も集計期間が短いにもかかわらず、好スタートを切ってくれました。「NewスーパーマリオブラザーズU」(同)とほぼ同規模の売れ行きで、「スーパー マリオパーティ」(同)や「マリオテニス エース」(同)などを上回っています。「ドラえもん のび太の牧場物語」(NS、バンダイナムコエンターテインメント)は女性を中心とした「牧場物語」シリーズのファンをつかんでいる印象。こちらもロングセラーになってくれるのでは。

 7月は久しぶりに前年超えの売り上げを予想しています。大ヒットSRPGの最新作「ファイアーエムブレム 風花雪月」(NS、任天堂)を筆頭に、延期されていた「プロ野球スピリッツ2019」(PS4・Vita、コナミデジタルエンタテインメント)、「ゴッドイーター3」(NS、バンダイナムコエンターテインメント)、「ルーンファクトリー4スペシャル」(同、マーベラス)、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」(PS4、スクウェア・エニックス)とソフト部門は話題作ぞろい。問題はハード部門。どれだけ上積みできるかが勝負の分かれ目ですね。

 ◇2019年6月のゲームソフトランキング(TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている(NS)
2位 スーパーマリオメーカー2(NS)
3位 実況パワフルプロ野球(NS)
4位 ドラえもん のび太の牧場物語(NS)
5位 龍が如く5 夢、叶えし者(PS4)
6位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(NS)
7位 Minecraft(NS)
8位 RAGE2(PS4)
9位 Splatoon2(NS)
10位 マリオカート8 デラックス(NS)
11位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(NS)
12位 NewスーパーマリオブラザーズU デラックス(NS)
13位 SAMURAI SPIRITS(PS4)
14位 Days Gone(PS4)
15位 ヨッシークラフトワールド(NS)
16位 スーパー マリオパーティ(NS)
17位 ファイナルファンタジー12 ザ ゾディアック エイジ(NS)
18位 ファイナルファンタジー10/10-2 FF HDリマスター(NS)
19位 SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE(PS4)
20位 バイオハザード オリジンズコレクション(NS)


 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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