醍醐虎汰朗&森七菜:「天気の子」主人公&ヒロインが初日迎え感激

劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場した(左から)森七菜さん、新海誠監督、醍醐虎汰朗さん
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劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場した(左から)森七菜さん、新海誠監督、醍醐虎汰朗さん

 「君の名は。」などの新海誠監督の新作劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつが7月19日、東京都内で行われた。主人公・帆高の声優を務めた醍醐虎汰朗さん、ヒロイン・陽菜の声優を務めた森七菜さんの若手2人が、初日を迎えた心境を語った。

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 醍醐さんは「昨日の12時(深夜0時)に最速上映があって、(午後)11時半ぐらいから『皆さんに届くのか……』と思って、(音楽を担当した)『RADWIMPS』さんのCDを聴きながら、一人で家で泣いていました」と明かし、「こんなに素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんが携わる作品で、主人公として身を置けて、役者としても成長できたと思いますが、何より人間としてステップアップできたと思い、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔で語った。

 森さんも「大変だったこと、うれしかったことがたくさんありました。集大成が届いて、『天気の子』を、やっと皆さんと語り合えるので、いろいろな感想を聞きたいですし、たくさんお話できたらと思います」と晴れやかな表情を浮かべていた。

 舞台あいさつには声優を務めた吉柳咲良さん、本田翼さん、小栗旬さん、新海監督が出席した。新海監督は、2人について、「七菜ちゃんは全部(の声優が)できるんですよ。醍醐君もそうですけど、『猫やって』って言ったら、猫をやってくれるし、『おばあちゃんをやって』って言ったら、おばあちゃんもやってくれるし。声優さんの相手役をしてもらいました」と振り返っていた。

 「天気の子」は、天候の調和が狂っている時代の物語。離島を飛び出し、東京にやってきた高校1年生の家出少年・帆高は、孤独な日々の果てに怪しげなオカルト雑誌のライター業を見つける。ある日、連日降り続ける雨の中、都会の片隅で一人の少女・陽菜と出会う。陽菜はある事情を抱え、弟・凪と2人でたくましく暮らしていた。そして彼女は祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持っていて……というストーリー。

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