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惡の華:原作者が“ブルマ嗅ぐ”伊藤健太郎に太鼓判「いい嗅ぎっぷり」

映画 マンガ
映画「惡の華」のトークイベントに登場した井口昇監督(左)と押見修造さん

 押見修造さんのマンガを、俳優の伊藤健太郎さん主演で実写化した映画「惡の華」(井口昇監督、9月27日公開)のトークイベントが7月30日に東京都内で開催され、井口監督と押見さんが出席した。主人公の春日高男を演じた伊藤さんについて、井口監督は「ブルマの匂いを嗅ぐシーンを、クランクインして最初に撮った」と明かすと、押見さんは「すごくいい嗅ぎっぷりでした」と大満足の表情で太鼓判を押していた。

 映画は、伊藤さん演じる主人公の春日、玉城ティナさん演じる仲村ら、鬱屈とした思春期を過ごす少年少女の暗黒面を描く。春日が憧れの女子の体操着の匂いを嗅いだり、仲村が「クソムシ」と春日を罵倒したりと、原作に描かれた衝撃的なシーンの数々が、実写となってお目見えする。

 春日役の伊藤さんについて、井口監督は「春日は暗いだけじゃない。愛くるしさがあったほうがいいと思った」と抜てきの理由を語った。押見さんは「見ていて憎たらしいというか、『コイツは!』と思うけれど、自分のことのように可愛い。中学生に見えたので、すごいなと思った」とにっこり。

 また、クラスの問題児で強烈な印象を与えるヒロイン、仲村役を演じた玉城ティナさんについて、押見さんが「仲村さん、完璧です!」と大絶賛。「完全に恋をしてしまった。観客として見ても、仲村さんが好きだ!と思った。今日また映画を見て、恋をし直してしまったという感じ。ヤバイですね」と熱っぽく語った。

 さらに井口監督が「グッときた仲村さんのシーンは?」と聞くと、押見さんは「仲村さんはありすぎる。ほぼ全部と言っても過言ではない」といい、「教室をめちゃめちゃにするシーンで、髪の毛の間から見える目も大好き。仲村さんの目はすごい。半開きから全開まで、全部バッチリ」と熱弁していた。

 原作は、2009~2014年にマンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載され、累計発行部数300万部を記録。「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見さんの異色マンガ。中学2年の春日は、ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメートの佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着をつかみ、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃した仲村は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まる……というストーリー。映画の脚本は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」などの岡田麿里さんが手がけている。

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