乃木坂46桜井玲香:卒業前最後の舞台に気合「コメディエンヌとして徹底して頑張りたい」

舞台「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」に出演する「乃木坂46」の桜井玲香さん
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舞台「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」に出演する「乃木坂46」の桜井玲香さん

 アイドルグループ「乃木坂46」のキャプテンで、同グループを9月1日に卒業することを発表している桜井玲香さんが8月2日、出演する舞台「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」の初日を迎え、新国立劇場中劇場(東京都渋谷区)で本番前にゲネプロを報道陣に公開。ゲネプロ終了後にキャストと共に会見した。桜井さんは「私のファンの方も、作品を見に来たという方もきっと『この人アイドルなんだな』って認識されながら見られると思う。そこに負けないよう、そんなことを忘れてもらえるぐらい、コメディエンヌとして徹底して頑張りたい」とアイドルとして出演する最後の舞台に意気込んでいた。

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 今作の出演について、桜井さんが「周りの方からも『これが勝負になるから』みたいな感じで言われていて、それぐらいの気持ちで臨まなきゃって。舞台大好きなので、次につながるように頑張りたい」と内に秘めた思いを明かすと、演出を手がける小林顕作さんは、「かなりいけると思う。こんな可愛らしい人で、こんな面白い人ってあまり出会わない。会ったときは、こんなに変身しちゃうとは思わなかった」と桜井さんのコメディエンヌぶりを絶賛していた。

 囲み取材には、原嘉孝さん(宇宙Six、ジャニーズJr.)、元木聖也さん、田中要次さんも出席した。原さんは、桜井さんが「笑い上戸」だと暴露し、「シリアスなシーンなのに(桜井さんが)僕の顔を見ると笑っちゃう」と明かすと、聞いていた小林さんが「(原さんの)顔をまじまじ見たら笑っちゃった」と同意。さらに「要次さんを見てたらゴリラなんだなと思って、そこから原君を見るとちょっとゴリラに……」といじると、原さんは「この現場の人は僕がジャニーズだということを忘れがち。母に謝れ!」と抗議し、周囲を笑わせていた。

 舞台は、全員が詐欺師を演じるサスペンスコメディー。1958年の米国を舞台に、ミネアポリス都市銀行がハンガリー国王子から預かったダイヤモンドを巡って、スリや脱獄囚、詐欺師らがだまし合いを繰り広げる姿を描く。原さんは、スリ常習犯のサム・モナハン役で舞台単独初主演。同所で8月2~12日、大阪・森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で同16、17日に上演される。

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