塩野瑛久:“キョウリュウグリーン”がコメディードラマで主演 「自分の新しい可能性、幅を広げられる作品」 “仮面ライダーナーゴ”星乃夢奈も共演

スペシャルドラマ「ぼくの人格シェアハウス」のビジュアル(C)カンテレ
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スペシャルドラマ「ぼくの人格シェアハウス」のビジュアル(C)カンテレ

 俳優の塩野瑛久さんが、3月17日深夜0時半から放送されるスペシャルドラマ「ぼくの人格シェアハウス」(カンテレ、関西ローカル)で主演を務めることが明らかになった。塩野さんは、“トラブル回避”をモットーに働く主人公の相田雄介を演じ、あらゆる非常事態に見舞われながらも、相田の脳内で暮らす3人の人格とともに自分の働き方、生き方を見つめ直していく。

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 塩野さんは、「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日系、2013〜2014年)でキョウリュウグリーン/立風館ソウジ役を演じたほか、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇に扮(ふん)するなど多彩な演技に定評があり、今作では風変わりな“自問自答系”ヒューマンコメディドラマに挑戦。「台本を読んだとき、自分の新しい可能性、幅を広げられる作品だな、そして、素直におもしろい作品だなと思えたので、撮影するのが楽しみでした」とコメントした。

 併せて、菅田将暉さんの弟の菅生新樹さん、元「乃木坂46」初代キャプテンで女優の桜井玲香さん、モデルで女優の星乃夢奈さん、お笑いコンビ「ラブレターズ」の溜口佑太朗さん、俳優の時任勇気さんの出演も発表された。

 塩野さん演じる相田雄介はハウスメーカー「住谷ハイム」の営業部員。“トラブル回避”を最優先に、上司や同僚たちと波風を立てないよう日々を過ごす相田には、ピンチのときにいつも駆け込む場所があった。それは、頭の中にある”脳内シェアハウス“。そこには、恋愛至上主義で明るく積極的な人格(星乃さん)、クールで知性派の人格(溜口さん)、ビビリで消極的な人格(時任さん)が暮らしている。個性はバラバラだが、いずれも相田の人格の一部である3人を集めて作戦会議を開き、そんたくやヨイショ、場の空気を敏感に察知する能力などをフル稼働させながら、あらゆるトラブルを避けてきた。

 そんなある日、営業部に後輩社員の大城守(菅生さん)が異動してきた。初日から遅刻し、部長からあいさつをうながされても「別に……」と受け流す大城のマイペースなふるまいに営業部員たちはあ然。シェアハウスの住人たちも「絵に描いたようなトラブルメーカー!」と大騒ぎになるが、よりにもよって相田は、そんな大城の教育係を任されてしまう……。

 塩野さんは、演じる相田について「似ている部分、共感できる部分はかなりあるんじゃないかなと思います。僕自身も“話しかけづらい、ちょっと怖そう”と思われていたこともあって“悪い印象を持たれないようにしないと”と思いながら過ごしていました。いまだに悩んだりすることもあります(笑い)。似ている部分があるからこそ、丁寧に相田を演じたいです」と語った。

 相田の脳内にある人格の一人を演じる星乃さんは、「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系、2022〜2023年)のヒロイン、仮面ライダーナーゴ/鞍馬祢音役で評判となった。星乃さんは今作について「私自身、お芝居の経験も浅いのですが、今まで見せたことがない一面を見せながら、ちゃんと私の人格の“恋愛を大事にしている”という気持ちを忘れずに演じました! 作品全体を通して、喜怒哀楽を楽しめると思うので、みなさんぜひ見てください」とアピールした。

 相田が自分を見つめ直すきっかけとなる大城を演じる菅生さんは、「台本を読んで、テンポの良いせりふや流れを、どう演じようかなとすごく考えました。正直、僕じゃない誰かが演じても、大城というキャラクターは絶対におもしろくなるんだろうな~と思って。だからこそ、自分が一番大城をおもしろくしたいと思い、考えながら演じました。いろいろと悩んで、演じることができたので、楽しかったです!」と撮影を振り返った。

 相田が思いを寄せる同期の宮川陽子を演じる桜井さんは「コメディー作品は、見るのも演じるのも好きなので、今回の撮影も楽しもうって思いました! 明るい作品だと、何となく現場も明るくなる気がしているので、楽しいです! 相田くんと関わりが深い宮川さんなので、2人が掛け合いをしているところで、相田くんの脳内の皆さんがどのぐらいワチャワチャしているのか……ぜひ見届けてください!」と視聴者に呼びかけた。

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