声優の増岡弘さんが、フジテレビ系で放送中の「サザエさん」のフグ田マスオ役と、日本テレビ系で放送中のテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」で演じてきたジャムおじさん役を卒業することが8月5日、明らかになった。理由については増岡さんからの「高齢による卒業の申し出」とされており、マスオさんの後任は「ドカベン」の山田太郎や「キン肉マン」のテリーマン役などで知られる田中秀幸さん、ジャムおじさんの後任は、「それいけ!アンパンマン」で現在「めいけんチーズ」「かばおくん」などの役を担当している声優の山寺宏一さんが務める。
ウナギノボリ
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「それいけ!アンパンマン」で増岡さんが演じるジャムおじさんの最終出演話数は、9日放送の第1464話「アンパンマンとはみがきこちゃん/フランケンロボくんとちゅらおばあ」となる。
「サザエさん」の8月18日放送分で増岡さんが演じるマスオは最後となり、翌週の25日から、田中さんによる新たなマスオが登場する。
このたび増岡弘さんから、フグ田マスオ役を引き継がせていただくことになりました。これまで同様、皆様に愛されるマスオでいられるよう、精いっぱい演じさせていただきます。よろしくお願いいたします。
増岡弘さんは演技だけでなく、そのお人柄も含めてジャムおじさんそのものです。代われる人などいません。でも30年以上、その優しさと温かさにふれてきた者の一人として、少しでも増岡さんのジャムおじさんに近づけるよう、精いっぱいつとめさせていただきます。
1978年2月11日の放送以来41年間、マスオさん役を演じ続けてくださった増岡さんに、心から感謝申し上げます。いつも穏やかで優しいマスオさん像を作り上げてくださって、本当にありがとうございました。増岡さんからバトンタッチを受ける3代目のマスオさん役は、これまでにもさまざまな役を演じてこられ、幅広い表現力に定評のある田中秀幸さんにお願いすることになりました。オーディションを行った中で、マスオさんのいろいろな場面での感情表現を、バリエーション豊かに演じていただける確信を持ち、スタッフ満場一致で決定しました。これまでのマスオさんのキャラクターを引き継ぎつつも、田中秀幸さんならではの新しいマスオさん像を作っていってくださることを期待しています。
ジャムおじさんがパンに命を吹き込むように、増岡さんには番組に、愛と勇気を吹き込んでいただいてきました。30年以上の長きにわたり、「それいけ!アンパンマン」を支えていただき、心より感謝申し上げます。収録スタジオでお会いできないのは寂しいですが、これからも増岡さんに安心して見てもらえるような番組作りをして参ります。
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