サザエさん:マスオ役・増岡弘が卒業 SNSで“マスオロス”広がる 最後は家族と一緒に笑い声

 声優の増岡弘さんが、フジテレビ系で放送中のアニメ「サザエさん」のフグ田マスオを担当する最後の回が8月18日、放送された。40年以上にわたって、慣れ親しんだ増岡さんの“卒業”に、SNSでは「増岡さん、お疲れ様でした」「寂しいなあ」「聞き納めしている」「今日限りなのか」など、“マスオロス”が広がっている。

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 最後のエピソードは「叱られたいワカメ」だった。叱られることが「愛情の裏返し」と言われたワカメが、叱られるために部屋を散らかしたり、言うことを聞かなかったりするが、なかなか誰も叱ってくれない……という展開。

 最後は、マスオが家族と一緒に、スイカを食べながら笑い声を上げるシーンで、「マスオさんの最後のセリフがみんなとの笑い声なんてすてき」といった反応があった。

 増岡さんは「高齢による卒業の申し出」のため、「サザエさん」のフグ田マスオと、日本テレビ系で放送中のテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」で演じてきたジャムおじさんを卒業することを、8月5日に発表。マスオさんの後任は「ドカベン」の山田太郎や「キン肉マン」のテリーマン役などで知られる田中秀幸さんが務める。

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